ブルージェイズがジャイアンツからＦＡとなっていた先発右腕ケビン・ゴーズマンと5年1億1000万ドルで契約合意に達した。
MLB移籍情報
「ESPN」のジェフ・パッサンらがメッツやマリナーズ、エンゼルスとの争奪戦をブルージェイズが制したことを伝えている。
BREAKING: Right-hander Kevin Gausman and the Toronto Blue Jays are in agreement on a five-year, $110 million contract, sources familiar with the deal tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) November 29, 2021
30歳の右腕は2012年ドラフト1巡目（全体4位）指名でオリオールズに入団し、メジャー5年目の2017年に自身初の二桁勝利となる11勝をマーク。
その後は低迷期があり2018年7月にブレーブスへ、2019年８月にはウエーバーでレッズへ移籍した。2020年のジャイアンツでは短縮シーズンながら防御率3.62を残して1890万ドルのクオリファイング・オファー（QO）を受託して残留。
今季はチームのエース格として33試合に先発して192イニングを投げ、14勝6敗、防御率2.81、FIP3.00、奪三振227。防御率、FIP、K/9（9イニング換算の与四球数）などでキャリアハイの数字を残しジャイアンツの地区優勝に貢献した。
捲土重来を期してQOを受託したのが正解だった。5年1億1000万ドルは年平均2200万ドルでQO提示額をはるかに上回る。
