メジャーリーグの「贅沢税」について簡単に紹介したい。
英語では”Competitive Balance Tax”(コンペティティブ・バランス・タックス)や通称として”Luxury Tax”(ラグジュアリー・タックス)などといわれている。
ここでは略してCBTとして紹介したい。
メジャーリーグで年俸総額が規定額を超えた球団へのCBTの課徴金が、5球団に課されることになった。
2003年からの現行制度で16年が最多の6球団たった。2017年はそれに次ぐ5球団で、2017年の課税対象額は1億9,700億ドル。これを超えた球団にCBTの課徴金が課せられる。
球団別では、ドジャースが3,620万ドル、ヤンキースが1,570万ドル、ジャイアンツが410万ドル、タイガースが370万ドル、ナショナルズが145万ドルを課せられる。
ドジャースは4年連続最多。ヤンキースは課徴金制度が導入されてから 15年連続となった。ナショナルズは初の課税だ。
【メジャーリーグCBTの課徴金推移】
2018 1.97億ドル
なし
2017 1.95億ドル
ドジャース 3620万ドル
ヤンキース 1570万ドル
ジャイアンツ 410万ドル
タイガース 370万ドル
ナショナルズ 145万ドル
2016 1.89億ドル
ドジャース 3180万ドル
ヤンキース 2740万ドル
レッドソックス 450万ドル
タイガース 400万ドル
ジャイアンツ 340万ドル
カブス 296万ドル
2015 1.89億ドル
ドジャース 4360万ドル
ヤンキース 2610万ドル
レッドソックス 180万ドル
ジャイアンツ 130万ドル
2014 1.89億ドル
ドジャース 2662万ドル
ヤンキース 1833万ドル
2013 1.78億ドル
ヤンキース 2800万ドル
ドジャース 1140万ドル
2012 1.78億ドル
ヤンキース 1890万ドル
2011 1.78億ドル
ヤンキース 1390万ドル、
レッドソックス 340万ドル
2010 1.70億ドル
ヤンキース 1800万ドル、
レッドソックス 150万ドル
2009 1.62億ドル
ヤンキース 2569万ドル
2008 1.55億ドル
ヤンキース 2686万ドル、
タイガース 130万ドル
2007 1.48億ドル
ヤンキース 2388万ドル、
レッドソックス 606万ドル
2006 1.365億ドル
ヤンキース 2600万ドル、
レッドソックス 50万ドル
2005 1.28億ドル
ヤンキース 3398万ドル、
レッドソックス 416万ドル
2004 1.205億ドル
ヤンキース 2596万ドル、
レッドソックス 315万ドル、
エンゼルス 93万ドル
2003 1.17億ドル
ヤンキース 1180万ドル
最後まで読んでいただきありがとうございました。