MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平は名将マイク・ソーシアのロサンゼルス・エンゼルスへ!

 

大谷翔平NEWS

 

 

米メディアのヘッドラインを日本から来た二刀流右腕が一斉に飾った。8日(日本時間9日)、北海道日本ハム大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルスと合意したというニュースが入って来た。

 

大谷翔平

 

 

正式契約に至ればオリックスから1997年に同球団に海外移籍した長谷川滋利、2011年にメッツから移籍した左腕・高橋尚成以来、3人目の日本人投手になる。

 

米メディアは一斉に代理人のネズ・バレロ氏の「今朝、徹底した詳細なプロセスを経て大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルスと契約することに決めました。彼はエンゼルスとの強いつながりを感じ、メジャーでの目標を達成するのに最適なチームだと判断した」との声明を伝えた。引用:スポニチ

 

 

さらに、スポニチでは争奪戦に敗れたヤンキースのキャッシュマンGMのコメントを紹介して大谷の移籍に至った経緯や選考基準を分析。

 

「1次選考」で脱落したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、大谷が西海岸で中小規模の都市を希望していることを示唆。本拠地球場エンゼルスタジアムはロサンゼルス郊外のアナハイムにある。また、米メディアでは大谷が日本選手のいない球団を希望していたとも伝えられており、エ軍はこの3点に合致した。引用:スポニチ

 

 

マリナーズなど他球団も増額していたが、エンゼルスも25歳未満のドラフト対象外の外国人選手に使える契約金枠「インターナショナル・ボーナスプール」を100万ドル増額。大谷獲得への準備を整えた。

 

2000年に監督に就任したマイク・ソーシアが率いるエンゼルスは、02年にワイルドカードから勝ち上がってワールドシリーズを制し、07年からは地区3連覇も成し遂げた。

 

12年にはFA市場で大砲アルバート・プホルス、エース左腕C.J.ウィルソンの大物2人を獲得して戦力を強化すると、若手のマイク・トラウトの台頭も重なり、14年は5年ぶりの地区優勝を果たした。

 

しかし、この3年は下位に低迷、打線も低迷しているが、先発陣もコマ不足。セットアッパーから先発に転向したJ.C.ラミレスの11勝が最高で、次が若手26歳ルーキーのパーカー・ブライドウェルの10勝。ほかにはマット・シューメイカーが6勝。規定投球回数を投げた投手は一人もいない状況。

 

エース格の右腕ギャレット・リチャーズは故障が影響してこの2年は、まともな結果を残していない。今後、トレードやFAで先発陣を編成していくものと思われるが、大谷にかかる期待は大きい。