ドジャースが8日(日本時間9日)、元エンゼルスの左腕アンドリュー・ヒーニー投手と1年850万ドルで合意した。
MLB移籍/契約情報
大谷翔平と元同僚で2020年には開幕投手を務めた左腕がドジャースと合意した。「The Athletic」の記者ケン・ローゼンタールが自身のツイッターで伝えた。身体検査を経て正式契約が成立する見込み。
Free-agent LHP Andrew Heaney in agreement with Dodgers on one-year contract, pending physical, sources tell @TheAthletic. Deal is for more than $8 million - the amount Robbie Ray got from the Blue Jays a year ago. Heaney, as @JoelSherman1 noted, viewed as similar upside play.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) November 8, 2021
ヒーニーは12年ドラフトでマーリンズから1巡目(全体9位)で指名され、14年6月にメジャーデビュー。14年12月にドジャースを経由してエンゼルスへトレードされた。
昨年の年俸は750万ドル。夏のトレード・デッドラインでエンゼルスからヤンキースにトレード。大谷とともに先発ローテーションの柱として投げていたことから日本のメジャーファンにも馴染みのある選手だ。今季エンゼルスでは18試合6勝7敗、防御率5.27(FIP4.06)。
ヤンキース移籍後は先発と救援の両方で12試合に登板。防御率7.32(FIP6.93)で、相変わらず好不調の波が激しい登板が続き、10月5日にはヤンキースからDFAになり事実上の戦力外になっていた。
Heaney gets to do this in a Dodger uniform 🔥 pic.twitter.com/EpCYLmBExD
— Fire Frank Vogel aka Joe Gatto (@whohei) November 8, 2021
ドジャースは球界を代表する左腕クレイトン・カーショーがFAになった。もちろん再契約の交渉は続けられるとは思うが、とりあえず来季の編成を考えて保険を掛けた獲得かもしれない。