MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB契約情報】エンゼルスがキンターナと1年800万ドルで合意

左腕キンターナ獲得で先発ローテを補強

エンゼルスがこの数年の補強ポイントだった先発投手をフリーエージェント(FA)で獲得している。先発左腕ホゼ・キンターナと1年800万ドルで契約に合意した。

ジョージ・スプリンガー外野手やカービー・イエーツ投手を獲得したブルージェイズの補強で影が薄くなった印象だが、久しぶりに実力派の先発投手を獲得している。

メジャー83勝左腕の実績に期待

メジャーキャリア9年で83勝の実績ある左腕ホゼ・キンターナ。2012年にホワイトソックスでメジャーデビュー。その時のイメージが強いが、その後、17年夏にマイナーリーグ所属の4選手とのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍。

9年のキャリアの中でシーズン30先発以上を7年(7回)記録。投球回数200イニング以上を4シーズンマークしている。

ホワイトソックス時代の16年にはオールスターにも選出された。通算防御率3.73。ア・リーグでは同3.51。20年は開幕前に皿洗いで左手親指を負傷するアクシデントや、戦列復帰後も広背筋の炎症で故障者リスト入りするなど、満足にプレーできない状態が続いた。

その結果、わずか4試合(うち先発1試合)という不本意なシーズンで、キャリアワーストの10イニング、防御率4.50で0勝に終わった。

ようやくまともな先発投手を獲得したエンゼルスだが、ディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、ホゼ・キンターナ、グリフィン・キャニングではまだまだ不十分で、大谷翔平のバウンスバックに期待したいところだ。

話題の今オフ最高評価のトレバー・バウアー争奪戦だが、MLB公式サイトの記事では「すでに年俸総額が1億8000万ドルを超えているため、トレバー・バウアーを獲得するとぜいたく税の課税ラインを超えてしまう可能性があり、サイ・ヤング賞右腕の獲得は難しくなったと言えるかもしれない」ということだ。

これはファンとしての単なる願望だが、バウアーでなくても田中将大と複数年契約はできないものだろうか?

▶MLB情報は人気ブログランキングへ

▶MLB・メジャーリーグランキング