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【MLB移籍情報】マリナーズが盗塁王ディー・ゴードン獲得

 

球界きってのトレーダー、シアトル・マリナーズのジェリー・ディポートGMがまた動いた。シアトル・マリナーズマイアミ・マーリンズがトレードに合意した。

 

MLB移籍情報

 

 

シリウスXMラジオのジム・ボウデンら複数のメディアによると、シアトルは、ディー・ゴードンとインターナショナル・ボーナスプール100万ドルを獲得。

 

大谷獲得を目指すシアトルのインターナショナル・ボーナスプールの残高は355万7000ドルとなり、レンジャーズの353万5000ドルを上回って30球団で最高額となった。

 

見返りとしてマイアミは、ニック・ナイダート、クリス・トーレス、ロバート・ダガーの若手マイナーリーガー3名を獲得した。

 

 

 

この中では、ニック・ナイダードは、今季A+とAAで25試合11勝6敗、防御率3.45の右腕。チームのプロスペクトランクでNO.2に評価され、若手の先発投手というマイアミのニーズに合う選手だ。内野手トーレスは同7位、右腕のダガーはTOP30圏外。

 

マイアミは、ディー・ゴードンとの2020年までの3,790万ドル(サインボーナスを含む)の契約が残っていたが、その負担も減ったことになる。

 

これらがチームの総合戦力にとってプラスかマイナスかは判断できないが、年俸総額を圧縮するというプランにそったトレードと考えられなくもない。

 

 

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一方、盗塁王に3度輝いた29歳のゴードンを獲得したシアトルは、彼をセンターにコンバートするというプランらしい。

 

シアトルには球界を代表するセカンドのロビンソン・カノーがおり、ゴードンの外野守備に問題が無ければ内外野を守れるユーティリティーとして起用。そうすれば35歳のカノーを休ませながら使うこともできる。

 

そういえば、シアトルからロサンゼルス・ドジャースに移籍して今季ドジャースの1番打者として活躍したクリス・テイラーもシアトル在籍時には、主にショートやセカンドを守っていた。