メジャーリーグ移籍情報
ブリュワーズが先発右腕を補強
ナ・リーグ中部地区で地区2位(86勝76敗)と健闘したブリュワーズが、先発右腕チェイス・アンダーソン投手と2年1175万ドルで契約延長に合意した。これにはサインボーナス100万ドルと2020年、2021年のチームオプションが付く。
契約内容は?
18年425万ドル+50万ドル(サインボーナス)計475万ドル
19年600万ドル+50万ドル(サインボーナス)計650万ドル
※1年平均587万5000ドル、バイアウトが50万ドル
来季の開幕を30歳で迎えるアンダーソンは2016年にダイヤモンドバックスから複数トレードで移籍。メジャー4年のキャリアで今季はキャリアハイの12勝(4敗)をマーク。
6月下旬に左腹斜筋を痛めて故障者リスト入りしたので25試合の先発にとどまり、規定投球回数には達しなかったがキャリアハイの防御率2.74、WHIP1.09のスタッツを記録し、中盤までのブリュワーズの快進撃を支えた。
被本塁打数が16年の28本から14本に半減。四球数も53から41に減らし、1.371だったWHIPも好投手の指標である1.20をきって1.09まで改善されたことが好成績につながった。
来季は、ザック・デイビーズ、ジミー・ネルソンに続くローテーションの3番手から4番手として期待される存在になった。
なお、球団オプションは2020年が年俸850万ドル、2021年が年俸950万ドルとなっており、2021年の球団オプションが破棄された場合にもバイアウト50万ドルが支払われる。
ソガードとも契約
さらにブリュワーズは、今季、二塁を中心に三塁、遊撃、レフトを守ったエリック・ソガード(31)と年俸240万ドルの1年契約を結んだ。別に最大65万ドルのインセンティブが付属した契約になる模様。