MLB2017
マイヤーズがサイクル安打
サンディエゴ・パドレスのウィル・マイヤーズが球団史上2人目となるサイクル安打を記録した。
マイルハイ(標高1600メートル)で、ボールがよく飛ぶことで有名なデンバーのクアーズフィールドで行われたロッキーズ対パドレスのマンデーナイトゲームで、パドレスの期待の若手ウィル・マイヤーズがサイクル安打を記録。
3番ファーストで出場したマイヤーズは1回、相手の先発左腕チャットウッドから一二塁間をゴロで抜けるライト前ヒット。
3回にはレフトへ二塁打で1打点。6回には、2ストライクからの3球目、チャットウッドの95マイルのフォーシームを捉えてセンターへ3号ソロを叩き込んだ。
You know about #WilPower, but Wil's wheels earned him the 2nd cycle in Padres history. 👀 pic.twitter.com/ksyEeWJanH
— San Diego Padres (@Padres) 2017年4月11日
そして8回、二人目の右腕エステべスから左中間を破るライナーを放ち、マイヤーズは激走。これが三塁打となってサイクル安打を達成した。
26歳のマイヤーズは2013年にタンパベイ・レイズで新人王に輝くと14年12月に複数トレードでパドレスへ移籍。
故障の影響もあって14年87試合、15年60試合の出場にとどまったが、昨年はほぼフル出場。157試合576打席で打率.259、OBP.336、OPS.797、28本塁打、94打点、28盗塁という好成績を残した。
2017年が年俸調停の1年目となるため、その契約が注目されたが、パドレスが年俸調停の3年分とFAの3年分を買い取る契約延長に踏み切り6年8,300万ドルの大型契約を結んだ。
予算に制約があるパドレスで、フランチャイズ・プレイヤーとして期待されての契約だが、シーズン当初からその大型契約に応えるような話題を提供したことになる。