WS2016
ワールドシリーズ第3戦、ヘンドリクスとトムリンが先発
ワールドシリーズ第3戦は、舞台をカブスの地元リグレーフィールドに移して、カブスは最優秀防御率の右腕カイル・ヘンドリックス、インディアンスは右腕ジョシュ・トムリンが先発する。
NLCSでも好投したヘンドリクス
ヘンドリックスは今季、地元で17試合に登板して10勝3敗、防御率1.37。プレーオフに入ってからもジャイアンツとのNLDS第2戦では、打球を右腕に受けて4回途中に降板するアクシデントに見舞われたものの3試合の先発で1勝1敗、防御率1.65と好調を維持している。
前回のNLCSでの登板でもドジャースを7回1/3、被安打2、失点0と圧巻の投球を見せた。
This is The Professor.
Welcome to his classroom. pic.twitter.com/06YQrjhi4W
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2016年10月28日
ロードで8勝のジョシュ・トムリン
一方、インディアンスのジョシュ・トムリンにも好投する条件がある。
今季、中6日以上の間隔をあけた試合では、5勝0敗、防御率2.25。このポストシーズンでは、ALDSのレッドソックス戦とALCSのブルージェイズ戦に登板して2勝0敗、10回2/3を投げて防御率2.53。任された試合ではゲームを作っている。
Josh Tomlin is 5-0 with a 2.25 ERA on six or more days’ rest this year, including his #ALDS win.
He’s on 12 days’ rest. pic.twitter.com/Q2Ozn44Jjm
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2016年10月28日
両投手とも平均球速は、88マイル台で速球派ではない、ヘンドリクスはシンカーが決め球の典型的な技巧派。
32歳のトムリンは、以前ほどの球速はないがキレで勝負するタイプ。今季13勝9敗だが、ロードで8勝を挙げている。ただ、カブスとの対戦はなく、このあたりが未知数といえる。