MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【WS2016】GAME3はヘンドリクスとトムリン、両投手とも好投の条件揃う

 

 

WS2016

 

 

 

ワールドシリーズ第3戦、ヘンドリクスとトムリンが先発

 

 

ワールドシリーズ第3戦は、舞台をカブスの地元リグレーフィールドに移して、カブス最優秀防御率の右腕カイル・ヘンドリックス、インディアンスは右腕ジョシュ・トムリンが先発する。

 

WS2016

 

NLCSでも好投したヘンドリクス

 

ヘンドリックスは今季、地元で17試合に登板して10勝3敗、防御率1.37。プレーオフに入ってからもジャイアンツとのNLDS第2戦では、打球を右腕に受けて4回途中に降板するアクシデントに見舞われたものの3試合の先発で1勝1敗、防御率1.65と好調を維持している。

 

前回のNLCSでの登板でもドジャースを7回1/3、被安打2、失点0と圧巻の投球を見せた。

 

 

ロードで8勝のジョシュ・トムリン

 

一方、インディアンスのジョシュ・トムリンにも好投する条件がある。

 

今季、中6日以上の間隔をあけた試合では、5勝0敗、防御率2.25。このポストシーズンでは、ALDSのレッドソックス戦とALCSブルージェイズ戦に登板して2勝0敗、10回2/3を投げて防御率2.53。任された試合ではゲームを作っている。

 

 

両投手とも平均球速は、88マイル台で速球派ではない、ヘンドリクスはシンカーが決め球の典型的な技巧派。

 

32歳のトムリンは、以前ほどの球速はないがキレで勝負するタイプ。今季13勝9敗だが、ロードで8勝を挙げている。ただ、カブスとの対戦はなく、このあたりが未知数といえる。