現地28日、クリーブランド・インディアンスの左腕アンドリュー・ミラー投手が、シカゴ・カブスとのワールドシリーズ第3戦にリリーフ登板し、救援投手の同一シーズンでのポストシーズン無失点記録を塗り替えた。
MLB2016 ワールドシリーズ
公式サイトMLB.comなどが伝えたところによれば、ミラーは両チーム無得点の5回、2死二塁という場面でマウンドへ。代打ミゲル・モンテロをライトライナーに打ち取ってピンチを脱すると、続く6回は圧巻の3者連続空振り三振。これで15イニング連続無失点。
リッチ・ゴセージ氏が1981年のポストシーズンにマークした14回1/3イニング連続無失点という従来の記録を更新した。
.@Indians have used Andrew Miller, Bryan Shaw & Cody Allen in 5 #postseason games, and are 5-0, allowing 2 runs in 20.2 IP (0.87 ERA). pic.twitter.com/sBv2L31jIX
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2016年10月29日
先行逃げ切りが勝ちパターンのインディアンスは、3番手ブライアン・ショーと守護神コディ・アレンの継投で最後までカブスに得点を許さず。完封リレーで逃げ切った。
ミラー、ブライアン・ショー、コディ・アレンの3人が投げたポスト―シズンでの試合は5勝0敗。20回2/3で失点2、防御率0.87という驚異の安定感を見せている。