MLB メジャーリーグ物語

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【WS2016】インディアンスが王手、カブス地元で未勝利のまま運命の第5戦へ

 

71年ぶりにリグリーフィールドで行われているクリーブランド・インディアンスシカゴ・カブスとのワールドシリーズ(WS)第4戦は7対2でインディアンスが快勝した。

 

MLB2016 ワールドシリーズGAME4

 

カブスは、ホームで勝てないまま対戦成績1勝3敗で、インディアンスに王手をかけられた。

 

 

WS2016

 

 

インディアンスは、初回にWS2回目の先発となったコーリー・クルーバー投手が先制点を許すも、直後の2回、この日、4番に起用されたカルロス・サンタナ一塁手のソロホームランとカブス内野の2つの失策で1点を勝ち越した。

 

 

4対1で迎えた7回にも無死一、三塁のチャンスを作ると、2番ジェーソン・キプニス二塁手が3ランをライトスタンドにたたき込み、勝利を大きく引き寄せた。

 

 

インディアンスが、あと1勝すれば1948年以来、68年ぶりのWS制覇になる。

 

 

 

一方、もう後がないカブスのジョー・マッドン監督は「我々はミスをいくつか犯した」と述べると、「それは試合の一部にすぎない。もっとチャンスを演出できるようにオフェンスに力を入れなければいけない」とコメント。

 

 

エラー2つのクリス・ブライアント三塁手は「相手はやるべきことをしっかりとやっていた。うちのチームや僕のミスから好機を作っていた」と自責の念を口にしていた。

 

 

カブスは、第5戦の先発投手にジョン・レスターを指名。108年ぶりWS制覇への夢をかけて背水の陣だが、経験豊富な左腕エースは「タイだろうと、勝ち越していようと、負け越していようと、そのほかの先発の時とさほど変わらないと思う」とプレッシャーよりも平常心を強調するコメントだった。