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【MLB移籍情報】後半絶好調のメッツが救援右腕ブラッド・ブラックと契約

オールスターブレイク後、19勝6敗と快進撃を続けているニューヨーク・メッツがリリーフ右腕のブラッド・ブラックと契約に合意した。

 

 

メジャーリーグ移籍情報

 

 

メッツは現在も6連勝中で、ワイルドカード圏内まで0.5差につけている。

 

メジャー9年目、33歳のブラックは今季、シカゴ・カブスと1年300万ドル(2020年のミューチュアル・オプション付き)で契約。

 

カブスでは42試合に登板、39回2/3で防御率6.13、WHIP1.765で不振に陥り、現地8月3日にDFA、5日に自由契約となっていた。

 

 

 

オリオールズ時代の2016年に71試合に登板して10勝4敗、2セーブ、24ホールド、防御率2.05。キャリア通算では466試合、防御率3.32、FIP3.72、33セーブ、82ホールド、奪三振率9.57、与四球率4.19をマークしている。

 

先発陣はジェイコブ・デグロム、ノア・シンダガード、ザック・ウィーラーを中心にMLB9位の安定感を誇るメッツだが、ブルペンが同26位と低迷している。

 

前半戦不振だったブラッド・ブラックの経験と後半戦のバウンスバックに期待して獲得したものと思われる。

 

メッツは救援左腕のドニー・ハートをAAA級ノーフォークへ降格させ、ブラックを25人ロースターに登録。

 

また、40人ロースターの枠を空けるために、外野手のブランドン・ニモを10日間の故障者リストから60日間の故障者リストへ移している。ブラックは現地8月9日からのナショナルズとの3連戦から合流し、出場が可能になる。