MLB契約情報
クオリファイング・オファー提示選手の動向が判明し、いよいよ2020-21年オフシーズンの移籍市場が本格的にスタートした。
コロナ禍での大幅な減収の中で、不透明なオフシーズンになりそうだが、メジャー通算65勝のベテラン右腕ジョシュ・トムリンがアトランタ・ブレーブスと2021年100万ドルと2022年クラブオプション125万ドルで契約に合意している。
Atlanta brings back veteran Josh Tomlin https://t.co/DfvurQca4w
— Bob Nightengale (@BNightengale) November 11, 2020
36歳の右腕は今季、年2月にブレーブスとマイナー契約で再契約。7月18日にメジャー契約を結んで40人枠入りし、17試合(先発5試合)、2勝2敗、防御率4.76、FIP4.02、36奪三振、奪三振率8.2、与四球8、与四球率1.8、rWAR0.5だった。
インディアンスに9年間在籍したことから、トライブの強力先発ローテーション投手としてのイメージが強い投手だった。
13年にトミー・ジョン手術のリハ期間で1試合の登板に終わった以外は、16年の13勝など、先発ローテ投手として活躍したが、17年以降、左ハムストリングスを痛めてから成績が悪化、18年以降はブルペンに回されていた。
通算成績は、65勝56敗、防御率4.69。ブレーブスは先発ローテのチーム防御率がMLB28位と悪く、先発投手の補強が優先事項。まずは、ベテランの安定感やバウンスバックに期待しての補強で、先発ローテの強化は今後も続くものと思われる。