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【MLB契約情報】タイガースがブルペン補強!ドジャースFAのミラー投手と契約

 

大谷翔平と山本由伸というこのオフの「トップ2」の移籍先が決まったことで、次は今永昇太、ブレイク・スネル、ジョーダン・モンゴメリーなどの左腕たちの動向が気になるが、前田健太を早い段階で獲得していたタイガースがブルペンの補強に動いている。

 

 

MLB契約情報  

 

タイガースが先発陣に続いてブルペンも強化!

 

タイガースは22日(日本時間23日)、ドジャースからFAとなっていたベテラン右腕シェルビー・ミラー投手と1年300万ドルで契約したことを発表した。

 

この契約には2025年が年俸425万ドルの球団オプションになっており、登板数に応じて最大117万5000ドルを獲得できるインセンティブが付く契約内容になっている。

 

また、球団オプションが破棄された場合はバイアウト25万ドルが支払われる。

 

 

 

 

33歳のミラーは、2012年にカージナルスでメジャーデビュー。カージナルス時代の2013年には開幕から先発ローテに入り15勝。

 

ブレーブス時代の2015年には前半に2完封を記録するなど5勝を挙げてオールスターにも選出されているが、打線の援護にも恵まれず33試合中21試合でクオリティ・スタートを記録したものの最終的には6勝17敗、防御率3.02だった。

 

その後は途中でリリーフに転向しながらダイヤモンドバックス、レンジャーズ、カブス、パイレーツ、ジャイアンツと渡り歩き、今季はドジャースで36試合に登板して42イニング、3勝0敗、3ホールド1セーブ、防御率1.71、奪三振42だった。

 

 

タイガースではジェイソン・フォーリーとアレックス・ラングらと共に試合終盤の重要な場面を任されるものと思われる。

 

タイガースはミラーの獲得により、昨季は主にブルペンで起用していた若手右腕ボー・ブリスキー投手を2022年のように先発へ戻す選択肢ができたことになる。