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【MLB契約情報】前田健太がタイガースと2年契約で合意

 

ツインズからFAとなった前田健太投手が、同地区ライバルのタイガースと2年契約で合意した。複数のメディアが26日(日本時間27日)、伝えている。

 

 

MLB契約情報   

 


ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、契約は2年総額2400万ドル。27日(同28日)にフィジカルチェックを受けた後、問題がなければ正式発表となる見込みだ。


また、この契約にはオプトアウトの権利やサインボーナス等も含まれていないと「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲールは報じている。

 

 

前田に関しては、ツインズが再契約に前向きと伝えられている一方、タイガースが本気で獲得に動いていると報じられていた。

 

前田のマウンドを目にした実際に対戦したことがある同地区ライバルからオファーされること自体が凄いことだろう。

 

前回、ドジャースと契約した時はベースサラリーの少ないインセンティブの部分がやたらに多かった(変則的な)契約だったので、今回はまともな2年契約で良かった。

 

 

来季36歳の右腕にAAV1200万ドルのオファーは、予算の少ないチームだけにエース待遇の年俸と言えるだろう。


前田は、ご存じのように、NPBでは広島東洋カープのエースとして沢村栄治賞を2回受賞し、投手三冠王も1回達成。


2016年に渡米してからはドジャースで5度の地区優勝、2度のリーグ優勝に貢献。2013年のWBCではエースとして日本代表を支えた。


ドジャースでは4シーズン、137試合(そのうち先発103試合)に投げて47勝35敗、防御率3.87(FIP3.71)、奪三振641。シーズン後半はブルペンに回されることが多かったが、うまく適応して救援でも6セーブを記録している。


ツインズに移籍後は3年目の2022年にトミー・ジョン手術により全休。今季はそこから復活して21試合(うち20先発)に登板して104.1イニングを投げ、6勝8敗、防御率4.23、117奪三振を記録した。

 

 

 


タイガースは再建期のイメージがあるチームだが、先発ローテーションはタリック・スクーバル(27歳)ほか20台中盤の若手が多くメジャーリーグのサービスタイム(MLS)も1.000~3.000程度の経験しかない。

 

そこへ日本球界でも実績を作り、メジャーでも7年間(MLS8.000)の実績がある先発右腕を追加した。


前田には若手の中にあってメンター的な役割を任せられるかもしれない。