現地時間27日、今永昇太(横浜DeNA)と上沢直之(北海道日本ハム)が正式にポスティング公示された。
MLB移籍情報
複数球団が競合して争奪戦が予想される山本由伸のポスティング申請から約1週間。2人の投手は山本とのタイミングを考えて1週間ずらして申請した。
交渉可能期間は日本時間の28日午後10時から最大45日間で日本時間1月12日午前7時まで。
今永はNPBでキャリア8年の30歳左腕。上沢はキャリア12年の29歳右腕。移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は2人の日本人投手を高評価している。
とくに今永に関しては、ここでも紹介したがFAランキングで10位の高評価。
契約金の総額も昨年オフに千賀滉大がメッツと結んだ5年7500万ドルを超える5年8500万ドルと予想している。
上沢の関しても奪三振率は低いが、今季の与四球率2.17と、被本塁打率0.74を紹介。与四球率と被本塁打率の低さに着目している。
NPB's Nippon-Ham Fighters Post Naoyuki Uwasawa For MLB Clubs https://t.co/8H3cIzTuoF pic.twitter.com/Z6S9V2E9YG
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) November 27, 2023
山本や今永ほどの評価ではないもののなんとかメジャー契約を結んでほしい。岩隈久志も最初はそれほど評価が良くなかったがコマンドの良さでマリナーズの先発ローテを支えた。
球数制限に厳しいメジャーでストライク先行の制球力は成功するための大切な要素。そうした意味でも上沢にチャンスはありそうな気がする。
このオフは今永と上沢、オリックスの山本由伸や楽天の松井裕樹もメジャーリーグへの移籍を目指している。
NPBを代表する投手たちが来シーズンどのチームのユニフォームを着るのか、今後の交渉の行方が注目される。