アダム・ジョーンズは先週末、オリオールズのメンバーとして正式に引退した後、カムデンヤードで表彰された。ジョーンズはボルチモアでの11年間でオールスターに5回選出され、ワールドベースボールクラシックでアメリカ代表として金メダルを獲得している。
まもなくMLBに加わる可能性のある最高の日本人選手
MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシはそのジョーンズのコメントを交えながら「The best Japanese players who may soon join MLB」というタイトルで近い将来にMLBでプレーしそうな日本人選手を特集している。
それによるとモロシはオリックス時代の同僚であるジョーンズのコメントを交えながら山本由伸を紹介。
山本以外には、今永昇太(DeNA)、松井裕樹(楽天)、上沢直之(日本ハム)、髙橋光成(西武)、田中将大(楽天)らをリストアップしている。
An @MLB scout told me recently that this offseason will be one of the best *ever* for talent moving from Japan and Korea to North America.
— Jon Morosi (@jonmorosi) September 21, 2023
Here's my story focused on NPB stars who could arrive to MLB for 2024. https://t.co/lkB7VP0jrL @MLBNetwork @WBSC @MLBNetworkRadio
ジョーンズは、オリックス時代に山本や吉田正尚(レッドソックス)とともにプレー。彼らを身近に見ているが、吉田がメジャー1年目から活躍することを予言していた。
山本についても「今オフにMLBへ移籍すれば、すぐに活躍できるだろう」とその実力を高く評価している。
25歳の山本は、今季ここまで21試合に先発して150イニングを投げ、14勝6敗、防御率1.32、148奪三振の好成績をマーク。
3年連続、直近5シーズンで4度目となる1点台の防御率は確実で、2年連続のノーヒッターも達成し、メジャーの各スカウトたちにアピールするには申し分のないスタッツだ。
モロシによると、山本の身体能力をマーカス・ストローマン(カブス)と比較する声もあるという。
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは来日して山本のノーヒッター達成を現地観戦。
ほかにも、レッドソックス、ドジャース、カージナルス、エンゼルスなど先発ローテーション強化が課題の球団が熱い視線を山本に注いでいる。
25歳という年齢から考えても千賀滉大がメッツと契約した5年7500万ドルを上回ると予想するスカウトもいる。
今永昇太(DeNA)に関してもベイスターズはこのオフシーズンにポスティングする予定であり、メジャーリーグ各球団は彼を先発ローテの2番手または3番手と見なしている。
26 scouts/executives from 10 MLB teams watched Shota Imanaga’s start last night.
— Yakyu Cosmopolitan (@yakyucosmo) September 14, 2023
- New York Yankees
- Boston Red Sox
- Toronto Blue Jays
- Texas Rangers
- Philadelphia Phillies
- Chicago Cubs
- Cincinnati Reds
- Arizona Diamondbacks
- San Francisco Giants
- San Diego Padres pic.twitter.com/HRfOeh0x2m
今永の直近の先発登板をヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズ、レンジャーズ、フィリーズ、カブス、レッズ、Dバックス、ジャイアンツ、パドレスの10球団がスカウトしたというSNSもあった。
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