MLB メジャーリーグ物語

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【NLCS】カーショウ 5回途中までパーフェクト、第2戦はドジャースが勝利

 

全米第2の都市と第3位の都市というビッグマーケット同士の対決となった注目のナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ(NLCS)は、ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショウが力投。1対0でカブスに勝利し、1勝1敗のタイに戻した。

 

これまでCSでは6試合で0勝3敗、防御率7.23と苦渋をなめてきた左腕が、汚名を返上するような気迫の投球を披露した。

 

中2日でのマウンド。球威が心配されたが、カブス打線を散発の2安打に抑え込み、ゲームを完全に支配。7回を完封、84球(ストライク55)、6奪三振、ゴロアウト7、フライアウト5、四球1だった。5回2アウトまではパーフェクトに抑え込んだ。

 

 

カーショウは「1球が勝敗を分けるような試合のひとつだった」とコメント。アウェイでの84球の熱投を振り返った。

 

このピッチングにカブスの指揮官ジョー・マッドンは「ボールを我々のバットの芯から外し続けた。彼はいつも通りストライクを投げていたし、休んでいないにもかかわらず、コマンドも球速もよかったね」とカーショウの中2日での投球を称賛していた。

 

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、8回から守護神ケンリー・ジャンセン投手を投入。6つのアウトを取って逃げ切った。

 

カブスは先発ヘンドリックスが6回途中まで3安打、4四球ながら失点はゴンザレスのソロアーチによる1点のみ。その後もリリーフ陣が無安打ピッチングを続けたが、打線がカーショウとジャンセンの前に最後まで沈黙したままだった。

 

シリーズの展開次第だが、カーショウのGAME6のマウンドが楽しみなってきた。