❏今季オフにフリーエージェント(FA)となる主な投手(先発)の一覧
アンドリュー・キャッシュナー(30歳) 現マーリンズ
※パドレスから7月に移籍した。
C.J.ウィルソン(36歳) 現エンゼルス
※7月6日に左肩の手術。12年からの5年契約が終了する。
ブレット・アンダーソン(28歳) 現ドジャース
※開幕から離脱で8月にようやく復帰。
※14年にトミージョン手術。DバックスからFA。700万ドルと手頃な価格。
R.A.ディッキー(42歳) 現ブルージェイズ
※42歳という年齢がネック。今年は本塁打の被打率が高く。ナックルの変化にキレがなくなったのかもしれない。
スコット・フェルドマン(33歳) 現ブルージェイズ
※8月1日にアストロズからトレード。
ハイメ・ガルシア(30歳) 現カージナルス
※14年に故障。今季は復活して24試合に登板。
イバン・ノバ(29歳) 現パイレーツ
※8月1日にヤンキースからトレード。移籍後、好成績で5年7000万ドルを要求している。
※シーズン途中で先発から外されてブルペンにまわされた。
トラビス・ウッド(29歳)現カブス
※15年途中に先発ローテから外されてリリーバーに転向している。
※エンゼルス一筋の10年目だが、14年の34試合18勝を境に15年は26試合で7勝、ピークを過ぎて下り坂に入ったのかもしれない。球速が大幅に低下している。
■以下の選手は契約にチームオプション(OP)がある。
デレク・ホランド(30歳) 現レンジャーズ
*1100万ドル・チームOP(バイアウト150万ドル)
ジオ・ゴンザレス(31歳) 現ナショナルズ
*1200万ドル・チームOP(同50万ドル)
ジェイソン・ハメル(34歳) 現カブス
*1000万ドル・チームOP(同200万ドル)
エディンソン・ボルケス(33歳) 現ロイヤルズ
*1000万ドル・チームOP(同300万ドル)
クリス・メドレン(31歳) 現ロイヤルズ
*1000万ドル・相互OP(同100万ドル)
マット・ムーア(27歳) 現ジャイアンツ
*700万ドル・チームOP(同200万ドル)
大注目はスティーブン・ストラスバーグだったがナショナルズと5月に7年1億7500万ドル。年平均で2500万ドルというMLB史上7番目の高額契約で更新したので、今オフは、スタータークラスがあきらかにコマ不足。
クリス・メドレンは7月に60日間のDL入り。マット・ムーアは8月1日にトレードでレイズからジャイアンツに移籍している。
紹介した選手のなかには、今オフもクオリファイングオファー(QO)を提示される選手がいるものと思われるが、シーズン途中にトレードで移籍している選手は、QOの対象外になるため、簡単に言うとFAでやや有利になる。