MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

グリエル兄弟に注目!元DeNAの兄はアストロズでメジャーデビュー近づく

 

 

 

横浜DeNAベイスターズでプレーし、その後、キューバ―からアメリカへ亡命、ヒューストン・アストロズと5年4750万ドルで契約したユリエスキ・グリエル

 

そのグリエルがメジャーデビューに向けてアストロズ傘下2Aコーパスクリスティに昇格することが同チームの公式Twitterでアナウンスされた。

 

アストロズは現在、地区首位に8.5ゲーム差、ワイルドカードには4.0ゲーム差の位置につけているが、ポストシーズンで使えるようにするにはメジャーの規定で8月末の時点メジャーのアクティブロースター(25人枠)に入れておく必要がある。

 

そのための手順として、ルーキーリーグ、1Aアドバンスド、さらにレベルを上げて2Aに昇格させるもので、この後は3Aでの調整は行わず、そのままメジャー昇格させる意向だという。

 

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アストロズは正三塁手のルイス・バルブエナが15日間のDL入り。前後して昇格させたプロスペクトの三塁手で22歳のアレックス・ブレグマンは14試合で打率.143と低迷。このためグリエルは三塁手としてメジャーデビューしそうだ。

 

また兄とともに横浜DeNAに所屬していたのルルデス・グリエル(22)が、MLBから正式にインターナショナルFAが承認され、MLBの全球団と交渉できる状態となった。

 

ルルデスの場合は、年齢が10月19日で23歳になるためインターナショナルFAの規定に抵触しない23歳になってから(インターナショナル契約の対象外が23歳以上のため)、各球団が契約に乗り出すとみられている。

 

ルルデス・グリエルへの評価は高く、インターナショナル・プロスペクト・ランキングではキューバ選手で4位にランクされたこともあるという。

 

内野の各ポジションと、外野もレフトを守ることができるユーティリティーで、兄のような即戦力ではないものの期待のプロスペクトとして、このオフのストーブリーグで争奪戦が予想されている。