MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ロッキーズの新人ダールがデビュー17試合連続安打

コロラド・ロッキーズのトッププロスペクトが注目のメジャーデビューを飾っている。

 

ロッキーズの新人ダールがデビュー17試合連続安打中

 

デビッド・ダール外野手が現地11日、敵地で行われたテキサス・レンジャーズ戦で4打数1安打、1打点、1四球をマーク。MLB史上最長タイとなる、メジャーデビューから17試合連続安打とした。

 

22歳のダールは、7月25日に敵地で行われたボルティモア・オリオールズ戦でデビュー。その日は、荷物が届かずチームメイトの道具を借りて出場していたという。

 

そのデビュー戦から、ここまでの17試合で3本塁打を含む24安打を記録している。7月27日の試合で放ったメジャー初ホームランは、スタットキャストによると飛距離122m、打球速度160km/hというパワー面でも成長著しい。

 

 

この日は4番レフトで先発出場すると、初回にライト前ヒットを放ち、1941年にシンシナティ・レッズのチャック・アレノが記録した、デビュー戦からの連続試合安打記録に肩を並べた。

 

ダールは12年ドラフト全体12位指名で入団。守備走塁の評価も平均以上で、マイク・トラウト(LAA)やアンドリュー・マッカチェン(PIT)のように、まさに走攻守揃った5ツールプレイヤーになり得る選手という評価もある。

 

入団後はケガなどもあり今ひとつブレークできずにいたが、今シーズンは2Aと3Aで合わせて92試合出場して打率.314&、本塁打18、盗塁17の好成績を叩き出した。

 

ロッキーズのルーキーと言うと、トレバー・ストーリー(現在はDL入り)が今年4月に開幕6試合で7HRと鮮烈デビューを飾ったが、彼もストーリーに負けず劣らずの素晴らしいメジャーデビューを飾っている。