現地22日、ヤンキースのエルズベリー外野手(32)がレイズ戦でホームスチールを決めている。
エルズベリーが6年ぶり2度目の本盗
ヤンキースは1点ビハインドで迎えた5回裏、2死一二塁からボークで二三塁になった後、三塁走者のエルズベリーが、左腕ムーアの隙をついてホームスチールを決め、同点に追いついた。レイズの捕手は3年目のカサリだった。
試合は、ヤンキースが6回にマッキャンのタイムリーで逆転。6対3で勝利、連敗を3で止めている。
Jacoby Ellsbury just pulled off a clean straight steal of home. This is beautiful to watch https://t.co/jLAgcAfX3p
— Baseball Fam (@ShtBallPlayrsDo) 2016年4月23日
エルズベリーは、レッドソックス時代の09年4月26日の対ヤンキース戦でも、5回裏2アウト満塁からホームスチールを決めている。その時の相手投手は引退した左腕ペティットだった。
インディアンのナバホ族初のメジャーリーガーという異色の経歴を持つ彼は、レッドソックス時代の7年間で50盗塁以上を3度マークするなどアグレッシブなプレーが持ち味。
13年12月7日にニューヨーク・ヤンキースと7年総額1億5300万ドルの大型契約を結んでリードオフマンとして期待されたが、昨年は5月に右膝を痛め、15日間のDL入りをするなど、ヤンキース移籍後は2年連続で数字を落としている。
この日も途中出場だったエルズベリーだったが、チームを鼓舞するようなハッスルプレーが、最下位に低迷するチームの起爆剤となるかもしれない。