現地時間の12月31日、ここでも何度か紹介したが、広島からポスティングでのメジャー移籍を目指していた前田健太投手がドジャースと合意したと複数の米メディアが報じた。
前田健太投手が31日、ロサンゼルス・ドジャースと契約合意に至ったことが分かった。 https://t.co/bWmOzZs1S5 pic.twitter.com/HD9JhprLmf
— MLB Japan (@MLBJapan) 2016, 1月 1
複数の報道をまとめると、ドジャースの広島への譲渡金は最大の2000万ドル(約24億円)。前田自身の契約内容は明らかになっていない。
まだドジャース側は正式には認めていないが、一部では5年以上の契約とされており、最大8年契約という情報も出ている。
MLB.comでもこのニュースを取り上げ、前田の今シーズンの成績やサイ・ヤング賞にあたる沢村賞を受賞した事、広島での8年間で97勝67敗、防御率2.39、WHIP1.05などの実績を紹介している。
ドジャースは、今オフFAの注目の一人ザック・グリンキーとの再契約に失敗、岩隈久志との契約も破断に終わり、ジョニー・クエトの争奪戦でもライバルのSFジャイアンツに敗れている。
同地区のダイヤモンドバックスに引き抜かれたグリンキーの穴を先日FAで獲得した左腕スコット・カズミアーと前田が埋めることになりそうだ。