セントルイス・カージナルスが、今季トレードの期限前にシンシナティ・レッズからサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍し、11月2日にFAになった右腕マイク・リークと契約した。
MLB移籍情報
FOXスポーツの記者ケン・ローゼンタールによれば5年契約で8000万ドル(約96億円)。これに出来高やオプションがついてトータル9300万ドルから9400万ドルの内容になるという。
Source: Leake deal is five years, $80M with mutual option that could increase total value to $93M/$94M range.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2015, 12月 22
マイク・リークは、左中間と右中間の膨らみがなく、ヒッターズパークと言われているレッズのグレート・アメリカン・ボール・パークを本拠地としながらも安定した数字を残した。
2013年には192.1回を投げて14勝7敗、防御率3.37、WHIP 1.25。
2014年は214.1回で11勝13敗、防御率3.70、WHIP 1.25。
2015年は2チームで192回、11勝10敗、防御率3.70。
リークの獲得に関しては、シーズン途中で移籍したため、チェン・ウェインやイアン・ケネディ、ヨバニ・ガヤルドのようにクオリファイング・オファー拒否によるドラフト指名権を失うこともない。
.@Cardinals bolster rotation (and lineup) with first-time free agent Mike Leake: https://t.co/x2rBybCU5K #HotStove pic.twitter.com/THkVKKVBk5
— MLB (@MLB) 2015, 12月 22
21日にも紹介したが、今季はFA市場の動きが遅く、ローゼンタールによれば2014年の同時期にはFA選手のトップ20のうち17名が契約を終え、2013年と2012年は13名が契約。それに比べて今年は7名しか契約していないと指摘している。
とりあえず先発投手のトップ4と評価されていたプライス、グリンキー、ジマーマン、クエトは動いたが、それ以外のセカンドクラスでは、依然として動きが遅い。