サンディエゴ・パドレスからフリーエージェント(FA)となっていた先発右腕マイク・クレビンジャーがシカゴ・ホワイトソックスと契約に合意した。契約の詳細は明かされていない。
MLB移籍情報
現地11月27日(日本時間28日)、マイク・クレビンジャー投手がシカゴ・ホワイトソックスと合意した。MLB公式サイトなど複数のメディアが報じている。
メディカルチェックを受けてクリアすれば正式契約に至るようだ。
Free-agent right-hander Mike Clevinger in agreement with White Sox, pending physical, source tells @TheAthletic.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) November 27, 2022
2016年にクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)でデビューしたクレビンジャーは31歳。
2017年から3年連続で2桁勝利を達成し、20年開幕後にトレードでパドレスに移籍。しかし、20年オフに自信2度目のトミー・ジョン手術を受け21年は全休していた。
その間もパドレスは術後の復活に期待してリハビリ期間中を含む複数年の契約(2年1150万ドル)でクレビンジャーを戦力としてキープしたが、復帰を果たした22年は23試合(114.1回)で7勝7敗、防御率4.33、FIP4.97、91奪三振(SO/9=7.2)だった。
今季は右三頭筋と右膝の負傷や新型コロナウイルス関連の離脱があり、アストロズのバーランダーのような復活劇ではなかった。
術後の肘が完全に馴染むまでもう1年ぐらいはかかりそうな気もするが、その判断は難しい。結局、パドレスは故障が多いクレビンジャーと再契約はしない選択をした。
移籍するホワイトソックスは同じ地区で元気だった頃の彼の姿を見ているので、今回の契約に至ったのかもしれない。
Mike Clevinger is heading back to the AL Central.
— MLB (@MLB) November 27, 2022
Clevinger reportedly has a deal with the White Sox per https://t.co/Z3s2EphcSH's @ScottMerkin. pic.twitter.com/VZPZqk1E2d
ホワイトソックスの先発ローテーションはジョニー・クエトがFAで流失し、クレビンジャーは、ディラン・シース、ランス・リン、ルーカス・ジオリトに次いで若手のマイケル・コペックらと先発ローテを4~5番手争うことになる。