両リーグの新人王が決まる
ナ・リーグ新人王にはNYメッツのジェイコブ・デグロム投手に決まった。
全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって選ばれる2014年のア・リーグ新人王が発表され、投票した30人全員から1位票を集めたシカゴ・ホワイトソックスのホセ・アブレイユ一塁手が選出された。
【ニュース】WソックスのJ.アブレイユ、ア・リーグ新人王に満票選出!!http://t.co/q8hKSc5m1F pic.twitter.com/g2Fx5yBGKF
— MLB日本公式サイトMLBjp (@MLBjp_GYAO) 2014, 11月 11
キューバ出身のアブレイユは、昨オフにホワイトソックスと6年総額6800万ドル(約78億1000万円)で契約。MLBのルーキーとしては異例の大型契約が話題に。
その期待に応え今季ルーキーながら145試合で打率.317(リーグ5位)、36本塁打(リーグ3位)、107打点(リーグ4位)、出塁率.383(リーグ5位)、長打率.581(リーグ1位)、OPS.964(リーグ2位)をたたき出した。
なお、最終候補に残り「日米野球」のMLB選抜チームにも選ばれていあるロサンゼルス・エンゼルスのマット・シューメーカー投手は受賞ならず。シューメーカーは27試合(うち先発20試合)で16勝4敗、防御率3.04の好成績ですが、アブレイユが凄すぎた。
ナ・リーグ新人王には、ニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロム投手(RHP)が選ばれた。
現在26歳のデグロムは今年5月にメジャーデビュー。しかし最初の7試合の先発で0勝4敗、防御率4.39と目立った成績を残せなかった。
それでも、それ以降の9試合で6勝1敗、防御率1.82をマークして先発ローテーションの座を守り抜くと、22試合の先発で9勝6敗、防御率2.69という好成績でルーキーシーズンを終えた。
メッツではダリル・ストロベリー氏(1983年)、ドワイト・グッデン氏(1984年)が連続受賞して以来の新人王。投票した30人中26人から1位票、4人から2位票を獲得した。