MLB2016
水面下での買収工作が続くマイアミ・マーリンズだが、同地区ライバルのニューヨーク・メッツをホームに迎えた4連戦のGAME3を2度の逆転劇で勝利し、このカードを2勝1敗としている。
マリナーズはメッツ先発のデグロムに13三振を奪われたが、8回にイエリッチの同点2ラン、スタントンの逆転ソロで勝ち越した。
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— Miami Marlins (@Marlins) 2017年4月16日
マーリンズは、このほかボアとオスーナが2回にデグロムからソロホームランを叩き込んだ。全打点はホームランによるものだった。
.@Giancarlo818 for the win. LITERALLY.
— Miami Marlins (@Marlins) 2017年4月16日
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気になるイチローは8回に代打で登場したが3球三振。今季はまだ1安打、打率.091にとどまっている。
もう一人の日本人プレイヤー田澤純一は、2-3と1点ビハインドの状況だったが、この日もセットアッパーとしての定位置8回に3番手として登場。
先頭を内野フライで打ち取ったが、つづくカブレラにはライトへのソロを許して失点。後続は三振と外野フライで打ち取ったものの、この日も失点してしまった。田澤は、これで6試合、5イニングで自責点4、防御率7.20。
先発の核だったフェルナンデスを不慮の事故で亡くしたマーリンズの先発陣は、ボルケスとストレイリーを補強したがリーグ13位と低迷。ブルペンは昨季リーグ8位だったが、今季は2位の防御率2.76に改善。リリーバーたちが奮闘し6勝5敗のチームを支えている。
田澤の前に投げたダスティン・マゴワン投手も6イニング自責点0を続けている。カイル・バラクロー、移籍のブラッド・ジーグラー も共に防御率1.50と仕事をしている。
ブルペン全体が好調なので、早期に改善しないと田澤の存在感が無くなり前半戦で敗戦処理か、マイナー降格になる可能性も出てきた。
ニック・ウィットグレン(16年48試合/防御率3.14)、ブライアン・エリントン(同32試合/同2.45)らが田澤と代わる可能性は十分ある。
使われ方を見ると指揮官には信頼されているものの結果を出せていない状態が気になる。