現地の中学生や「三陸鉄道キットDreams」も激励!
三陸鉄道の草野球チームのゼネラルマネジャー(GM)に就任したMLBシアトル・マリナーズの岩隈久志GMが、被災地を訪れました。
7日に宮古市入りした岩隈GMは、はじめに、津波で被災した宮古市田老の田老野球場跡地を視察。
新チーム「三陸鉄道キットDreams」の監督でもある宮古市の山本市長から、東日本大震災発生当時の様子や2016年完成予定で、新チームのホームグラウンドになる田老野球場の説明を受けました。
山本正徳市長は「街の中に駅をつくることなっている、そうすると子どもたちが、三陸鉄道に乗ってきて野球ができる」と説明。
岩隈GMは「現地を見に来て、ここに球場ができれば、子どもたちの明るい楽しい声が響くのかなと考えたり、みんなで復興支援や社会貢献活動をしていきたい」とコメント。
そのあと、岩隈GMは、野田村の野田中学校を訪れ、生徒たちと「将来の夢」について語り合いました。
生徒の「岩隈投手は、なぜメジャーリーガーになろうと思ったのですか?」との質問に、岩隈GMは「自分が成功できるかどうかに関係なく、『挑戦しよう』という気持ちだけで、アメリカに行くことを決めた」。
「(夢の実現は)常に向上心を持って努力することの繰り返し」と生徒たちを励ました。
野球部の練習を見た岩隈GMは、「練習を大切にして、岩手の野球を盛り上げてほしい」と選手たちにエールを送りました。
ここでも紹介しましたが前日の6日には東京都内でアマ野球チーム「被災地訪問」が発足。岩隈さんは、チームのGMに就任しています。
このチームは、三鉄の社員と沿線の住民を選手として、岩隈さんやアーティスト、映画監督、漫画家などの豪華な応援を受けながら、地域に夢と希望を届けたいとしています。岩隈GMは8日、久慈市で行われた新チームの初練習にも参加しました。
新チームは冬の間、雪で練習が出来なくなるので、体育館などを使用できるようにしてあげたいですね。
スポーツの力で復興を!
がんばれ、岩隈!
がんばれ、三鉄!
がんばれ、東北!