MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

日米野球 MLB代表チーム14選手が追加発表!全メンバーが確定

日米野球

投手は中堅、打者は技巧派が中心

 

8年ぶりに開催される「日米野球」に出場するMLB代表チームの全出場選手が確定しました。

 

今季16勝を挙げたシューメーカー(エンゼルス)や37本塁打のカーター(アストロズ)ら14選手を7日に追加発表。

 

出場予定だったジョーンズ(オリオールズ)、アイバー(エンゼルス)、ハーパー(ナショナルズ)は欠場となりました。WSを制したジャイアンツからはゼロ。ロイヤルズからは4人が来日します。

 

.@YasielPuig, @JoseAltuve27, @RobinsonCano headline #JapanSeries roster: http://t.co/FnhXNZPvjI pic.twitter.com/HJuY2yHIWJ

MLB (@MLB) 2014, 11月 7

 

《 戦力分析 》

 

戦力的には、投手力だけを見るとカーショー(ドジャ-ス)、ウェインライト(カージルス)、シャーザー(タイガース)、クエト(レッズ)らの20勝クラスや防御率の上位は軒並み来日しません。和田が選ばれたのも納得できるメンバーで、各チームの2番手~4番手が多いイメージです。

 

 

西海岸のチーム、シアトルのヘルナンデス(AL防御率王)や左のレスター(アスレチックス)あたりは来て欲しかった。このメンバーなら黒田や上原、田澤も同程度の数字を残しています。

 

 

岩隈久志は、MLBチームとしての選出を本人も希望していたので、喜んでいることでしょう。このチームでは、エース格です。

 

 

12日の第1戦はプロ野球近鉄時代の本拠地、京セラドーム大阪で行われるので、凱旋登板としては、いい舞台かもしれません。

 

 

昨年はサイヤング賞候補にもノミネートされ、今季は右手中指の故障で1ヶ月ほど開幕が遅れましたが、日本人投手最高の15勝をマーク。チームのプレーオフ争いに大きく貢献しました。

 

 

 

 

既にマリナーズが来季契約オプションを行使し、来季もマリナーズでプレーすることが決まっています。

 

 

打者は、両リーグの首位打者が来ます。ただ、プホルスの不参加は残念。同じエンゼルスのトラウト(AL打点王)も来日しません。

 

 

 

※印は今回、追加発表された選手

 

【監督/コーチ】

 

▽監督 ファレル(レッドソックス) 

 

▽コーチ 

 

フランコナ(インディアンス)

バターフィールド(レッドソックス

へール(ブルージェイズ

マダックス(レンジャーズ)

ニエベスレッドソックス

 

 

MLB選手】

 

▽投手

※印は今回、追加発表された選手

 

岩隈久志マリナーズ)RHP・・・先発

G28 W-L15-9 IP179 K154 ERA3.52 

 

ガスリー(ロイヤルズ)RHP・・・先発、日系アメリカ人

G32 W-L13-11 IP202.2 K124 ERA4.13 

 

※シューメーカー(エンゼルス)RHP・・・先発

G27 W-L16-4 IP136 K124 ERA3.04 

 

和田毅カブス)LHP・・・先発

G13 W-L4-4 IP69.1 K54 ERA3.25 

 

サンティアゴエンゼルス)LHP・・・先発

G30 W-L6-9 IP127.1 K108 ERA3.75 

 

カプアーノ(ヤンキース)LHP・・・リリーフ。先発経験もあり

G40 W-L3-4 IP97.1 K84 ERA4.35 

 

※ベリボー(レイズ)LHP・・・K率12.75の好成績が認められ7月後半以降MLBに定着

G30 W-L-S0-0-1 IP24 K28 ERA2.63

 

※ブレビンス(ナショナルズ)RHP・・・リリーフ

G64 W-L2-3 IP57.1 K66 ERA4.87  

 

チョート(カーディナルス)LHP・・・今季含め5年連続50登板以上。左のワンポイント

G61 W-L2-2 IP36 K32 ERA4.50  

 

※ハンター(オリオールズ)RHP・・・上原浩治とのトレードでオリオールズ移籍。剛腕

G60 W-L-S3-2-11 IP60.2 K45 ERA2.97  

 

※メランソン(パイレーツ)RHP・・・クローザー。MLBトップクラス

G72 W-L-S3-5-33 IP71 K71 ERA1.90

 

※モラレス(ロッキーズ)LHP・・・リリーフ/先発

G38 W-L6-9 IP142.2 K100 ERA5.37

 

※ベラス(アストロズ)RHP

G40 W-L4-1 IP46.1 K50 ERA4.50  

 

※ウーテン(ブリュワーズ)RHP・・・リリーフ。今季はMLBでキャリアハイの40試合登板

G40 W-L1-4 IP34.1 K29 ERA4.72

 

 

 

▽捕手

※印は今回、追加発表された選手

 

※ビュテラ(ドジャース)・・・打率が2割に達したことのない完全な専守防衛型の控え捕手

 

※クラーツ(ロイヤルズ)

 

ペレス(ロイヤルズ)・・・25歳以下ではNO.1。ゴールデングローブ賞 

 

 

内野手

 

アルテューベ(アストロズ)・・・AL首位打者。225安打。2B。

カノー(マリナーズ)・・・現MLB最強のセカンド。6年連続の3割打者。

エスコバル(ロイヤルズ)・・・青木の同僚。守備はSS。

ロンゴリア(レイズ)・・・今季は打率.253と不振だったがMLBを代表する3B。

モーノー(ロッキーズ)・・・NL首位打者

※ヌニェス(ツインズ)・・・SS/3B/2B/OFを守れるユーティリティ。

サンタナ(インディアンス) 

 

 

▽外野手

※印は今回、追加発表された選手

 

※ファウラー(アストロズ)・・・打率.276、HR8と平凡な数字。

プイーグ(ドジャース)・・・キューバ人。2年目も打率.299、HR16と数字を残した。

 

 

内野手/外野手

 

デューダ(メッツ)・・・30HR プホルスの代役クラスの力はある。

ゾブリスト(レイズ)・・・OF/2B/SSとオールアメリカンのユーティリティプレイヤー

 

内野手/外野手/指名打者

 

※カーター(アストロズ)・・・37HR(AL2)三振が多い。