野球の力で復興を後押し!
アーティストや映画監督も協力
野球の力で復興を後押しようと東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県沿岸部を中心にした地域密着のアマチュア野球チーム「三陸鉄道キットDreams」が誕生しました。
これには、東北楽天イーグルスの元エースで、現メジャーリーグ、シアトル・マリナーズの岩隈久志投手がゼネラルマネージャー(GM)に就任しました。
この「三陸鉄道キットDreams」は、被災した宮古市の田老(たろう)野球場が2016年春に再建されるのを受けて宮古市と三陸鉄道、以前から三陸鉄道の復興支援プロジェクトを行ってきたネスレ日本が共同で設立。地域に密着した野球チームが活動することで被災地を元気づけたいとしています。
三陸鉄道キットDreams記者発表会にて!岩隈さんと久しぶりに再会! pic.twitter.com/0lPnuFWj9Y
— Maynard Plant (@MaynardPlant) 2014, 11月 6
チームには三陸鉄道の職員や地元住民ら29人が選手として参加。来年3月の大震災4年に合わせて東北で交流試合を行うほか、5月に行われる草野球の全国大会への出場も目指すということです。
また、協力メンバーとして仙台在住のアーティスト「MONKEY MAJIK」が球団ソングを制作、映画監督の松浦徹さんが球団のドキュメンタリー映画を撮影するほか、球団マスコットには人気まんが「キン肉マン」(ゆでたまご)に登場する「バッファローマン」が採用されました。
なんと!ゆでたまご先生にもお会いすることができました! pic.twitter.com/z7NEBmB7zm
— Maynard Plant (@MaynardPlant) 2014, 11月 6
岩隈GMは「地元に貢献できるように、自分が何ができるか考えながら応援していきたい。『三陸鉄道キットDreams』といえば誰もがわかるような、強いチームになってほしい。日本一の草野球チームを目指します」と意気込みを語りました。