MLB契約情報
年俸調停は選手側の5勝7敗に
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのアーチー・ブラッドリー投手が年俸調停で勝訴している。これによりブラッドリーの20年は410万ドルが確定した。公聴会では球団側が362万5000ドルを提示していた。ちなみに、ブラッドリーの19年は183万ドル。来季が年俸調停3年目になる。
27歳の右腕は11年のダイヤモンドバックスのドラフト1巡(全体7位)指名。先発からブルペンに転向した17年から3年連続で63試合、70イニング以上に登板。18年には34ホールドでリーグ最多をマーク。昨年からクローザーに転向し18セーブを挙げた。
奪三振率は前年の9.4から10.9にアップしたが、与四球率が2.5から4.5に悪化している。
Archie Bradley wins last arbitration case of the year, teams beat players 7-5 overall https://t.co/HDWOtDIGO3 @YahooSportsさんから
— メジャーリーグ物語 (@buffaloueda) February 25, 2020
ブラッドリーは20年シーズンもクローザーでの起用が有力視されているが、ダイヤモンドバックスは19年から20年にかけてのオフでジュニオール・ゲラ(72試合/3.55ERA/3S)、ヘクター・ロンドン(62試合/3.71ERA)をフリーエージェントで獲得。ブルペン陣は、ブラッドリーをクローザーにこの2人の30代リリーバー、左腕のアンドリュー・チェイフィンの4人がバックエンドを形成するものと思われる。
なお、ブレッドリーの勝訴で19年-20年オフの年俸調停は選手側の5勝7敗になった。
19年-20年オフの年俸調停
🔽勝訴
ペドロ・バイエス(ドジャース/RHP) 400万ドル(球団350万ドル)
アレドミス・ディアス(アストロズ/INF) 260万ドル(球団200万ドル)
ヘスス・アギラル(マーリンズ/1B) 257万5000ドル(球団232万5000ドル)
ブライアン・グッドウィン(エンゼルス/OF) 220万ドル(球団185万ドル)
🔽敗訴
トニー・ウォルターズ(ロッキーズ/C、2B)
J.T.リアルミュート(フィリーズ/C)
ジョク・ピダーソン(ドジャース/OF)
ホセ・ベリオス(ツインズ/RHP)
ジョシュ・ヘイダー(ブルワーズ/LHP)
シェーン・グリーン(ブレーブス/RHP)
🔽参考
https://www.baseball-reference.com/players/b/bradlar01.shtml#pitching_standard::none
https://sports.yahoo.com/archie-bradley-wins-last-arbitration-200258785.html