ヤンキースが元中日のジョエリー・ロドリゲス投手と1年200万ドルで再契約した。ヤンキースが球団公式ツイッターで公表した。
MLB移籍/契約情報
2018年、19年に中日に在籍していたロドリゲスがヤンキースと再契約した。ロドリゲスは、シーズン途中にレンジャーズからヤンキースにトレード移籍。
今季は2球団で計52試合に登板し2勝3敗、防御率4.66をマークしたが、球団は年俸300万ドル(約3億4000万円)での球団オプションを行使しないことを発表。バイアウトとして50万ドル(約5700万円)を手にしてFAとなっていた。
The New York Yankees today announced that they have signed LHP Joely Rodríguez to a one-year Major League contract.
— New York Yankees (@Yankees) November 11, 2021
1年200万ドルの再契約で、ロドリゲスが手にするサラリーは200万ドルとバイアウトの50万ドルを加えて250万ドル。ヤンキースは結果的にオプションを破棄して50万ドルを節約したことになる。
SFジャイアンツのジャクソンも残留決定
また同じNPBに在籍してメジャー契約を勝ち取ったジェイ・ジャクソン投手もサンフランシスコ・ジャイアンツが球団オプションを行使したことにより残留することが決定した。
The Giants have exercised club options for LHP José Álvarez, IF Wilmer Flores and RHP Jay Jackson and declined a club option on RHP Johnny Cueto.
IF Brandon Belt was extended a qualifying offer and RHP Yunior Marte was selected to the Major League roster.
— SFGiants (@SFGiants) November 7, 2021
34歳のジャクソンはNPBで182試合95ホールド3セーブ、防御率2.16。ジャクソンの場合はMLBで57試合なので、日本のキャリアの方が長い選手だ。カープ在籍時に日本人女性と結婚している。
2019年に1年間だけ阪神でプレーしたパドレスのピアース・ジョンソン投手もメジャー復帰2年目となった今季は、63試合に登板し3勝4敗、防御率3.22で、球団オプションが行使され残留となった。
クリス・マーティンはチャンピオンリングを手にした
ブレーブスで今季、ワールドシリーズ制覇に貢献したクリス・マーティン投手は、NPBからMLBにUターンして一線で活躍する選手だ。
NPBの日本ハム時代はクローザーとして21セーブをマーク。メジャーではレンジャーズからブレーブスに移籍して4シーズン活躍。今季もブレーブスで46試合に登板、防御率3.95、FIP3.47とブルペンを支えている。
カレッジ野球から倉庫従業員、独リーグと渡り歩き日本できっかけを掴んで帰国、世界一のチャンピオンリングを手にした苦労人だ。