MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

40人枠目指してレッズ傘下3A田澤純一が1イニングを無失点

 

田澤純一が1イニングを無失点

 

レッズ傘下の3Aルイビル・バッツに所属している田澤純一が現地24日(日本時間25日)、オープン戦でレンジャーズと対戦し、1点リードの8回表に7番手として登板した。

 

田澤は、先頭の7番アンディ・イバニェスにヒットを許し、一塁への牽制が悪送球となったが、三塁を狙ったイバニェスがタッチアウトになるというラッキー。次の8番ヤディエル・リベラを空振り三振、9番オスレイビス・バサベをレフトフライに打ち取り3人で終えた。1イニングを投げて被安打1、奪三振1、無四球、無失点という内容だった。1点のリードを守ったことで田澤にはホールドが記録されている。

 

昨年の田澤は、カブスマイナー契約を結び3Aアイオワで19試合に登板。防御率4.00に終わり、7月11日(同12日)に契約解除に。1か月後の8月11日(同12日)にレッズとマイナー契約を結んだ。

 

結局、カブスとレッズの傘下マイナーで22試合に登板して1勝1敗、防御率4.15、渡米後はじめてメジャーでの登板がないシーズンに終わり奪三振率7.9、与四球率2.1だった。

 

田澤純一

 

NRIからのメジャー昇格は厳しいものがあるが、田澤とレッズとの契約は2年契約、33歳でメジャーキャリア9年。388試合395回1/3、21勝26敗、89ホールド、4セーブ、防御率4.12、WHIP1.320、374三振、奪三振率8.5、与四球率2.5。

 

通算の防御率は4点台だが、投手を運や守備力などによって左右される防御率より重視されるセイバーメトリクスの指標であるFIP(Fielding Independent Pitching)では通算3.74をマークしている。

 

今季は昇格を果たしてほしい。

 

 

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