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岩隈久志が8回無失点の快投!
マリナーズの岩隈久志投手が19日(日本時間20日)、敵地でのフィリーズ戦に先発し、8回を被安打4で無失点の完璧なピッチングで12勝目(6敗)を挙げた。
◇2014年 8月 19日(現地時間)◇ |
Final | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
マリナーズ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 5 | 7 | 0 |
フィリーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
岩隈の11奪三振は今季最多だが、無四球が素晴らしい。
Hisashi Iwakuma has been as good as it gets: http://t.co/tADU2OMR31 #Whiff pic.twitter.com/GyVFQD0PjQ
— MLB (@MLB) 2014, 8月 20
マリナーズは、先発、中継ぎ、クローザーと防御率リーグ1位の好成績だ。
ヘルナンデスと岩隈の先発2本柱とクローザーのロドニーがその好調な投手陣を牽引している。
チーム 防御率 2.95(AL1位)
先 発 防御率 3.20(AL1位)
リリーフ防御率 2.43(AL1位)
※8/18時点
終盤の6~8回は三者凡退の安定感
この日の岩隈は、立ち上がりから好調なピッチングを見せる。初回、1番リベアを見逃し三振に打ち取ると、2番ロリンズにライト前ヒットを許すも、3番アットリーをショートフライ、4番ハワードを空振り三振。
2回は2死からヒットのランナーを出すが、8番アッシュをファーストゴロに打ち取る。
3回は9番バーネットからの打順で三者凡退。
4回は1死から4番ハワードにフェンス直撃の2塁打を許したものの、5番バード、6番ブラウンをスプリットで連続の空振り三振に切って取る。
岩隈はさらに調子を上げ、5回こそ1人のランナーを許したものの、6回、7回、8回の3イニングを三者凡退。
9回表に回ってきた打席で代打を送られた。
マリナーズ打線も初回に2点、6回に1点、8回に2点と順調に加点して岩隈を援護。チームは、8月に入って12勝5敗と好調をキープしている。
岩隈は96球(ストライクは74球)、防御率は2.57までアップ。
これで今季21回の先発登板で12度目のハイ・クォリティースタート、15度目のクォリティースタートとなった。