MLB メジャーリーグ物語

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岩隈久志、8回無失点 今季最多の11奪三振で12勝目 !

 

MLB2023 GAMEDAY

 

 

岩隈久志が8回無失点の快投!

 

マリナーズ岩隈久志投手が19日(日本時間20日)、敵地でのフィリーズ戦に先発し、8回を被安打4で無失点の完璧なピッチングで12勝目(6敗)を挙げた。

 

 

◇2014年 8月 19日(現地時間)◇
Final 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
マリナーズ 2 0 0 0 0 1 0 2 0 5 7 0
フィリーズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0
 

 

岩隈の11奪三振は今季最多だが、無四球が素晴らしい。

 

 

 

 

マリナーズは、先発、中継ぎ、クローザーと防御率リーグ1位の好成績だ。

 

ヘルナンデスと岩隈の先発2本柱とクローザーのロドニーがその好調な投手陣を牽引している。

 

チーム 防御率 2.95(AL1位

先 発 防御率 3.20AL1位

リリーフ防御率 2.43AL1位

※8/18時点

 

 

終盤の6~8回は三者凡退の安定感

 

この日の岩隈は、立ち上がりから好調なピッチングを見せる。初回、1番リベアを見逃し三振に打ち取ると、2番ロリンズにライト前ヒットを許すも、3番アットリーをショートフライ、4番ハワードを空振り三振。

 

2回は2死からヒットのランナーを出すが、8番アッシュをファーストゴロに打ち取る。

 

3回は9番バーネットからの打順で三者凡退。

 

4回は1死から4番ハワードにフェンス直撃の2塁打を許したものの、5番バード、6番ブラウンをスプリットで連続の空振り三振に切って取る。

 

岩隈はさらに調子を上げ、5回こそ1人のランナーを許したものの、6回、7回、8回の3イニングを三者凡退。

 

9回表に回ってきた打席で代打を送られた。

 

マリナーズ打線も初回に2点、6回に1点、8回に2点と順調に加点して岩隈を援護。チームは、8月に入って12勝5敗と好調をキープしている。

 

岩隈は96球(ストライクは74球)、防御率は2.57までアップ。

 

これで今季21回の先発登板で12度目のハイ・クォリティースタート、15度目のクォリティースタートとなった。