MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

岩隈11勝目、青木3安打、ローテを支える男に19安打14得点のランサポート

 

岩隈が11勝目、青木も3安打

 

マリナーズ岩隈久志は23日、トロントでのブルージェイズ戦に先発し、7回98球を投げて4安打2失点のハイクオリティスタートで11勝目(6敗)を飾った。

 

青木宣親は「1番レフト」で先発出場し、6打数3安打2打点と活躍。マリナーズは14対5で快勝した。

 

ブルージェイズア・リーグ2位、マリナーズは同6位の得点力、本塁打はともに2位という攻撃力が自慢のチーム同士のカードは、19安打をマークしたマリナーズが6回までの大量得点で勝負を決めた。

 

 

岩隈は立ち上がりから制球に苦しんだ。初回1死からドナルドソンに四球を与え、2回も1死から7番ピラーに四球、続くトラビスの中前打で一、三塁とされ、トーリの左犠飛で先制を許す。2回までに42球を要し、うちストライクは半分以下の20球だけ。

 

それでも3回に1死満塁からクルーズが中越え24号を放ち逆転すると、その裏のブルージェイズの攻撃を3者凡退に抑えるシャットダウンイニングを演出。

 

いわく~1 

 

さらに2点の追加点をもらった4回も3人で抑え攻守のモメンタムを引き寄せた。

 

5回は先頭のトラビスに中前打を許し、2死後にドナルドソンに四球を与えたものの、エンカーナシオンを3球三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 

6回は、さらに5点の援護をもらった6回の裏には、先頭のソーンダースにソロ本塁打を打たれたが、あとは3人で抑え強力打線を岩隈が支配した。

 

 

青木も3安打猛打賞

 

青木は、第1打席は左飛、3回の第2打席は一ゴロに倒れたが、4回無死満塁で迎えた第3打席で遊撃へタイムリー内野安打を放ち、メジャー復帰後3試合連続安打。

 

6回の第4打席でも無死一、三塁から右前タイムリーを放ち、2戦連続のマルチ安打を記録。さらに9回にも右前打を放ち、今季初の3安打。昨年春にSFジャイアンツで見せた固め打ちが戻ってきた。

 

マリナーズは4番クルーズが24号グランドスラムと25号3ランの7打点を記録している。