MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ジャイアンツのブレーク・スネルがノーヒットノーラン達成

ノーヒットノーラン達成は今季3人目

 

現地8月2日のメジャーリーグは、アストロズに移籍した菊池雄星が新天地で圧巻のマウンドだったが、この日のトピックスは<strong>ブレーク・スネル</strong>のノーヒットノーランだろう。

 

 

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ジャイアンツの先発左腕ブレーク・スネルが、敵地でのレッズ戦でノーヒットノーランを達成した。スネルは9イニング114球を投げて無安打無失点、3四球11奪三振だった。

 

ノーヒットノーランは今季3人目、ジャイアンツの球団史上では2015年クリス・ヘストン以来、通算18度目の快挙となった。

 

 

 

 

スネルは初回、3者凡退に抑えると、2回2死から四球を与え初の走者を出したが、次打者から7者連続で打ち取った。5回にも2人を歩かせたが、6回以降は走者を許さず、13者連続でアウトに仕留めノーノーを達成した。

 

昨季パドレスサイ・ヤング賞に輝いた左腕は故障で出遅れたが、7月は防御率0.75と絶好調。今季11試合目の登板で、ようやくシーズン初勝利を手にした。これで今季1勝3敗、防御率4.29。

 

7月末のトレードデッドラインではトレードの噂もあったが、ジャイアンツはスネルを残し、シーズンを諦めていないことを印象付けた。これで55勝56敗(勝率.495)。

 

それでも首位ドジャースとは8.5ゲーム差、ワイルドカード圏内までは4.0ゲーム差と厳しい状況だが。エースの復活は心強いだろう。

 

今季メジャーのノーヒットノーランアストロズのロネル・ブランコ(4月1日ブルージェイズ戦)、パドレスのディラン・シース(7月25日ホワイトソックス戦)に続いて3人目になった。