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《WS2022》73歳のベイカー監督が3度目のワールドシリーズで初制覇

 

ワールドシリーズ(WS)GAME6は現地時間5日(日本時間6日)、テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パークで行われ、アストロズフィリーズに4-1で逆転勝ちし、通算4勝2敗として2017年以来、5年ぶり2度目の世界一を果たした。

 

 

WS-2022

 

73歳のベイカー監督が3度目のWS初制覇

 

106勝でア・リーグ第1シードのアストロズワイルドカード枠から勝ち上がったナ・リーグ第6シードのフィリーズの対戦で行われた第118回ワールドシリーズは、アストロズが通算4勝2敗として2017年以来、5年ぶり2度目の世界一を果たした。

 



ア・リーグのチームが勝利するのは2018年のレッドソックス以来4年ぶり。

 

G1 アストロズ 5-6 フィリーズ(@ヒューストン)

G2 アストロズ 5-2 フィリーズ(@ヒューストン)

G3 アストロズ 0-7 フィリーズ(@フィラデルフィア

G4 アストロズ 5-0 フィリーズ(@フィラデルフィア

G5 アストロズ 2-3 フィリーズ(@フィラデルフィア

G6 アストロズ 4-1 フィリーズ(@ヒューストン)

 

1点ビハインドの6回1死一、三塁からヨーダン・アルバレスが低めの4シームを捉えて逆転の3ラン。飛距離約137メートルの特大弾だった。

 

 

 

先発左腕のフランバー・バルデスは6回を投げ被安打2、失点1、奪三振9の好投だった。

 

ブルペン陣の奮闘が決め手になったシリーズだったが、7回以降はヘクター・ネリスブライアン・アブレイユライアン・プレスリーが1イニングずつ無失点の完璧リレーで勝利を手中にした。

 

 

アストロズは、WS史上初の継投によるノーヒットノーランを達成したGAME4から怒涛の3連勝だった。


GAME3では5本塁打を被弾したが、ノーヒットノーラン以降もフィリーズ打線を6安打と3安打に封じ込めた。


この頃からアストロズ得意のデータ解析が功を奏してきたのかもしれない。

 

フィリーズは6回、1番カイル・シュワバーの右越えソロで先制したが、その裏、5回まで無失点の好投を続けた先発ザック・ウィーラーが一死一、三塁のピンチを招き降板。

 

2番手の左腕ホセ・アルバラドが痛恨の逆転2ランを左打者のアルバレスから浴びた。

 

WSシリーズMVPにはルーキーのジェレミー・ペーニャリーグチャンピオンシップ(LCS)でもMVPを受賞しておりLCSとWSのダブル受賞はこれで9人目。

 

今シーズン監督通算2000勝を達成した73歳の名将ダスティ・ベイカー監督にとっては初の世界一となった。