MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平 42号先頭打者弾と2盗塁3得点でチームを勝利に導く

 

ドジャース大谷翔平が28日(日本時間29日)、オリオールズ戦GAME2で先頭打者ホームランを放ちホームランを含めて2安打1打点、2盗塁の活躍で勝利に貢献している。

 

大谷翔平NEWS  

 

始球式に愛犬も登場





 

相手の先発は2021年のサイヤング賞投手、コービン・バーンズ。ここまで27試合に先発して12勝6敗、防御率3.28、150奪三振。現在のメジャーリーグを代表する手強い先発右腕だ。

 

「1番・DH」でスタメン出場の大谷は、1回の第1打席。カウント2-1と追い込まれてからの5球目アウトコース低目のスライダーを崩されながらも右中間スタンドへ42号先制弾を運んだ。

 

 

 

 

大谷のホームランは3試合ぶりで、先頭打者ホームランは6月26日以来、今シーズン4本目(通算10本目)。

 

バーンズは、被本塁打が18本と少なく攻略するのは難しい好投手で、結局、チーム安打数は5安打で攻略したとは言えないが、大谷の先頭打者弾とムーキー・ベッツのタイムリーヒット、テオスカー・ヘルナンデスの28号3ランで効率よく得点を奪ったドジャースが6対4で勝利、2連敗を免れた。

 

この日は自身のボブルヘッド・デーだった大谷は、4打数2安打で1本塁打2盗塁3得点。自身のイベントデーを打って走っての活躍で盛り上げた。8月の盗塁数14は、月間の自己最多記録。

 

 

 

 

これで大谷は、通過点に過ぎないが「42-42」(史上2人目)となり、残り29試合。個人的に期待している「45-45」という史上初の偉業も完全に射程圏内に捉えた。それどころか「50-50」という未到達の大記録の可能性も出てきた。

 

ドジャースは133試合を消化して僅差だがリーグ最高勝率(プレーオフ第1シード)をキープ。大谷も出場130試合で打率.295、本塁打42、打点95、盗塁42、OPS.999となっている。

 

なお、試合前の始球式では大谷の愛犬・デコピンが登場。大谷とペアで愛らしい始球式を行っている。