ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が25日(日本時間26日)のロッキーズ戦でシーズン50号、51号ホームランをマーク。ヤンキースは重量打線が爆発して10対3で大勝している。
MLB2024 GAMEDAY
50本の大台は2017年(52本塁打)と2022年(62本塁打)に続いて自身3度目。これはベーブ・ルース(4度)、マーク・マグワイア(4度)、サミー・ソーサ(4度)、アレックス・ロドリゲス(3度)に次ぐ史上5人目の快挙。
Make it 5⃣0⃣ for The Judge 🫡#AllRise pic.twitter.com/BG8ThS33fP
— New York Yankees (@Yankees) August 25, 2024
ご存じのようにルースを除く3人は、ステロイドなどの禁止薬物を使用していた選手たちで、ジャッジも禁止薬物やサイン盗み等などの不正がなければルースに次ぐ史上2人目の偉業になる。
ジャッジは、ロッキーズ戦に「3番・センター」で出場し、1回一死1塁の第1打席に低めのチェンジアップをとらえセンターへ逆転50号2ランを運んだ。51号は、3点リードの7回1一死走者なしの場面で初球の高め4シームを右中間スタンド叩き込んだ。
ジャッジは、直近31試合で17本塁打。「40-40」を達成した大谷翔平は、直近31試合で11本塁打&17盗塁。
二人を単純に比較するのはナンセンスだが、ホームランだけに特化すればジャッジが現在のホームランキングと言えそうだ。
メジャー9年目までに50本塁打を3度達成した選手は初で、チーム131試合目での51発はア・リーグ記録の62本塁打を放った2022年の130試合目より1試合遅いだけ。シーズン63発ペースらしい。
野球の醍醐味の一つとも言えるホームラン、この日は7回一死から2番フアン・ソトが右中間へ打球速度102.7マイル(約165キロ)、飛距離418フィート(約127メートル)の37号ソロ。
続くジャッジが右中間へ打球速度103.3マイル(約166キロ)、飛距離377フィート(約115メートル)の51号ソロ。
最後は4番ジャンカルロ・スタントンがセンターバックスクリーンへ打球速度110.5マイル(約178キロ)、飛距離425フィート(約130メートル)の23号ソロを叩き込んだ。3者連続アーチの派手なホームラン攻勢でヤンキースが大勝した。
Juan Soto, Aaron Judge and Giancarlo Stanton going back-to-back-to-back feels like a video we'll be watching for a long time pic.twitter.com/zSktT9Me31
— Talkin' Yanks (@TalkinYanks) August 25, 2024