大谷翔平は敵地でのホワイトソックス戦に「3番DH」で出場。3回に14号、直後の4回にも15号をスタンドに放り込む連続2ランを放って勝利に貢献している。これが13度目のマルチホームランで、この日の大谷は3打数2本塁打、4打点、1四球と大暴れした。
大谷翔平NEWS
ビースト大谷翔平が帰ってきた!2戦連発の14号、15号HR
大谷ファンの不安を吹き飛ばすような2日連続の豪快アーチだった。これまで18打数8安打(打率.444)と相性の良かった相手の先発ランス・リンの初球93.8マイル(約150.9キロ)のシンカーを完璧に捉えた打球はバックスクリーン左に着弾した。
マイク・トラウトが先制の2ラン13号をマークしており、この時点で「トラウタニ」のアベック弾だった。今季5度目、通算27度目。これがでれば今季は負けなしだ。
大谷の14号は425フィート(約129.5メートル)。打球速度107マイル(約172.2キロ)。角度30度だった。
Troutani is so real 🥹#GoHalos pic.twitter.com/h8W4GtLhZS
— Los Angeles Angels (@Angels) May 31, 2023
この日はこれだけではなかった。4回の第3打席にも15号2ランアーチを右中間スタンド最深部に架けた。
計測値は、打球速度111.8マイル(約179.9キロ)、飛距離459フィート(約139.9メートル)。打球角度は30度の超特大弾だった。
Ohtani Obliteration. pic.twitter.com/NLXUNI34wR
— MLB (@MLB) May 31, 2023
大谷の今季の打撃成績は打率.269、15本塁打、38打点、OPS.883。打点、本塁打数はチームトップ。本塁打数はアーロン・ジャッジに次いでリーグ2位。
米スポーツメディアも現地記者も一斉に報じた。『The Athletic』のエンゼルス番を務めるサム・ブラム氏は「ショウヘイ・オオタニのキャリアでも最長飛距離のホームランになったのでは?」と紹介した。実際は過去5番目の飛距離。
これで5月は月間8本目の本塁打となり2021、22年の月間7本塁打を上回った。スポーツ報知の記事によると、チーム57試合での15本塁打は、シーズン162試合では42.6本塁打ペースで、46発を放った2021年以来の40本台に届きそうなペースらしい。