ジャッジが通算300本塁打 現役選手の通算本塁打数ランキング
メジャーリーグを代表するスラッガーであるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がメジャー史上最速で通算300号ホームランというマイルストーンに到達した。
MLB2024 GAMEDAY
ジャッジは14日(日本時間15日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場し、3試合ぶりの43号3ランを放った。この一打がメジャー最速となる通算300号本塁打となった。メジャー955試合目での到達だった。
これまでの最速は、7年連続本塁打王などMLB野球殿堂入りのレジェンドで通算369発のラルフ・カイナーの1087試合だったが、この記録を大幅に更新したことになる。
キャリア3431打数での到達もベーブ・ルースの3831打数を抜いて史上最速だ。
ジャッジは大谷翔平と並ぶメジャーを代表するホームランキング。今季も両リーグトップの43本塁打をマークし、 リーグは違うが37本塁打の大谷と比べても6本差をつけている。
ジャッジはメジャーキャリア9年目の32歳。今さら説明するまでもないが2013年のドラフト1巡で全体32位指名。
当時ヤンキースに所属していた田中将大の登板試合にメジャーデビューし、デビュー戦でバックスクリーンにホームランを放った。
この試合では、ヤンキースのルーキー2人がデビュー戦で初打席初本塁打、しかも連続打席本塁打するという戦慄のデビューだったので、このブログでも紹介した。(2016年8月14日=下記に掲載)
あの日から約8年で「300本塁打」に到達したことになる。
ALL RISE FOR THE 300TH TIME!
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) August 15, 2024
Aaron Judge hits his 300th career home run! pic.twitter.com/Y5LlLqhPVa
🚨 NO. 3️⃣0️⃣0️⃣ FOR AARON JUDGE 🚨 pic.twitter.com/8r8q5rj5vE
— MLB (@MLB) August 15, 2024
ちなみに現役選手で最多本塁打は、ヤンキースのジャンカルロ・スタントンの422本塁打がトップ。2位はマイク・トラウト(エンゼルス)の378本塁打となっている。
3位はポール・ゴールドシュミット(カージナルス)358本。4位は同じくカージナルスのノーラン・アレナドで337本。5位はフィリーズのブライス・ハーパーの332本塁打で、パドレスのチームリーダー、マニー・マチャドが331本塁打で6位。ジャッジは現役では7位になる。
今季は右ひじの手術によるリハビリで打者に専念しているTWP(TWO-WAY PLAYER)の大谷翔平と比べるのは難しいが、大谷は現時点で819試合出場、メジャー通算2948打数818安打で打率.277、208本塁打(OPS.935)をマークしている。
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