MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ブリュワーズとの首位決戦 大谷翔平2戦連発の37号ソロ ドジャースが5連勝

 

大谷翔平が日本時間14日、敵地でのブリュワーズ戦GAME2で2試合連続となる今季37号ソロ本塁打を放った。チームも快勝し、連勝を「5」に伸ばしている。

 

 

MLB2024 GAMEDAY

 



 

敵地アメリカンファミリー・フィールドへ乗り込んでの地区首位決戦のGAME2は、ドジャースが2回にウィル・スミスの16号ソロ。3回に大谷の37号ソロ。4回にギャビン・ラックスの7号2ラン、アンディ・パヘスの9号2ランなど4本塁打を今季10勝のブリュワーズ先発コリン・レイに浴びせ7対2で快勝した。

 

ドジャース先発のギャビン・ストーンは、5イニングを被安打3、失点1でゲームを作り、自身初の10勝目(5敗)をマーク。

 

2番手のランドン・ナックは4イニングを3安打1失点に抑え、メジャー初セーブを記録するなど、攻守がかみ合ったドジャースが4連戦の2勝を先勝した。

 

 

 

 

「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷は、第1打席でセンターフライに倒れたものの第2打席で2戦連発の37号ソロを右中間スタンドの2階席に叩き込んだ。

 

大谷の場合、特大弾が多いが、37号も打球速度175.9キロ、飛距離は125.8メートルの大きな当たりだった。

 

これで本塁打王争いで2位に2本差をつけた。盗塁数も33。史上6人目となるシーズン40本塁打&40盗塁の「40-40」という大記録にまた近づいた。

 

大谷はこの日、5打数1安打1打点でマルチ安打はマークできず今季の打率は.298、打点86。ただ、打点数ではトップと4打差に迫っている。

 

 

 

 

ここでも以前に紹介したが、1番打者という事で勝負してもらえる機会が増えて「本塁打数」を伸ばすのは有利な条件だ。ただし、打席数も増えるので、1試合2安打以上(または2四球など)というハイクオリティな打席でのパフォーマンスが必要になってくる。

 

残り42試合。無事にシーズンを完走してくれることが最低条件だが、夢の「三冠王」に向けて大谷ファンにとっては1打席1打席が見逃せない状況になってきた。