MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平がメジャー500打点に到達 吉田正尚猛打賞、鈴木誠也3ラン本塁打

 

 レッドソックス吉田正尚が、敵地でのマーリンズ戦で今季2度目の1試合3安打をマークした。カブス鈴木誠也も3ラン本塁打を含む2安打を記録。ドジャース大谷翔平も27号2ラン含む3安打と活躍している。

 

MLB2024 GAMEDAY

 

吉田が1試合3安打 

 

 レッドソックス吉田正尚が日本時間3日、敵地でのマーリンズ戦に「6番・DH」で先発出場。

 

 初回の第1打席に逆方向へのヒット、4回の第2打席ではクリーンヒットをライト前に放ち、6回の第3打席はファーストゴロに倒れたが、7回二死1・2塁のチャンスで回ってきた第4打席はインコースへの変化球を巧みにセンター前に運び、ダメ押しのタイムリー。

 

 

 

 

 9回の第5打席は空振り三振だったが、4月28日以来の1試合3安打の“猛打賞”で、今季の成績を打率.259、出塁率.329、OPS.677としている。

 

 8対3で勝利したレッドソックスは45勝39敗になり、15勝10敗だった6月の好調をキープ。この時点でワイルドカード圏内まで1ゲーム差に迫っている。

 

鈴木、11号3ラン

 

 カブスは4対6でフィリーズに敗れたが、鈴木誠也は無死1・3塁で回ってきた第4打席に左中間に11号3ランを放った。鈴木は打撃成績を打率.262、本塁打11、打点31、出塁率.332、OPS.783としている。

 

 

 

大谷は27号2ラン、メジャー通算500打点

 





 ドジャースの大谷も3安打と大暴れ。第1打席は逆方向へ二塁打(今季22本目)。3回の第2打席は空振りの三振に倒れたが、5回の第3打席はセンター前ヒット。そして7回の第4打席に逆転の2ラン本塁打をライト上段に運んだ。

 

 

 

 

 大谷は、この本塁打メジャー通算500打点に到達。200号本塁打まで残り「2」としている。この日は5打数3安打2打点だった。

 

 大谷の打撃成績は、打率.321(ナ・リーグ1位)、27本塁打ナ・リーグ1位)、OPS1.051(ナ・リーグ1位)、64打点(ナ・リーグ3位)となっている。

 

 試合は終盤にもつれドジャースが最終回にテオスカー・ヘルナンデスのサヨナラタイムリーで勝利している。

 

 1点ビハインドの9回二死から2番ウィル・スミス、3番フレディ・フリーマン、4番テオスカー・ヘルナンデスが3本の長短打を放って6対5で劇的なサヨナラ勝ちをおさめた。