MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

Dバックスの新人左腕タイラー・ギルバート投手が初先発でノーヒッター達成!

 

信じられないことが起きている。ダイヤモンドバックスの新人左腕がメジャー初先発でノーヒット・ノーラン(ノーヒッター)を達成した。

 

MLB2021

 

ダイヤモンドバックスの新人左腕タイラー・ギルバート投手が14日(日本時間15日)、本拠で行われたパドレス戦にメジャー初先発

 

8月3日にメジャーデビューしたが、過去3試合はリリーフ登板。この日がメジャー初先発だった。そんな緊張するマウンドだったが、27歳左腕は、パドレス打線を相手に102球でノーヒッターを達成した。

 

メジャー史上4人目の快挙

ギルバートは昨年12月のルール5ドラフトでドジャースからダイヤモンドバックスに加入。MLB公式サイトによると昨年は、マイナーリーグのシーズンがキャンセルされたため、タイラーギルバートは父親と一緒に電気技師として働き、北カリフォルニアで収入を得ながらトレーニングしていたという。

 

 

ギルバートは、相手1番打者トミー・ファムに3四球を与えたものの奪三振5、被安打5、内野ゴロ7、外野フライ9、内野へのフライとライナーが4本で併殺が2という内容でノーヒッターを達成した。

 

今季のノーヒッターは、カブスの継投ノーヒッターも含め史上最多タイの8度目のノーヒッター達成になるが、初先発でノーヒッターを記録した投手は長いメジャーの歴史でも4人目。

 

 

 

 

ダイヤモンドバックスの投手がノーヒッターを達成するのは2004年のランディ・ジョンソン完全試合)、2010年のエドウィン・ジャクソンに続いてギルバートが3人目。

 

ただし、両者とも敵地での達成で、打者有利といわれている本拠地チェイス・フィールドでダイヤモンドバックスの投手がノーヒッターを達成するのは今回が初めてだった。