MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】菊池雄星がアストロズへ!有望株3人と交換のトレード

 

吉田正尚の5号2ラン含む3安打4打点の活躍にスポットを当てたいところだが、現地7月29日(日本時間30日)、ブルージェイズ菊池雄星アストロズへトレード移籍する報道が流れているので、トレード・デッドライン前ということもあり菊池のトレード情報を紹介したい。

 

 

フラッグディール・トレード情報

 





ここでもリストアップして紹介したが、この夏に移籍が取り沙汰されている投手の中でも菊池は上位にランクされていた。今季が3年契約の最終年でシーズン終了後にFAになる予定だったので、低迷しているブルージェイズがトレードで放出するのは時間の問題だった。

 

複数の球団の名前が挙がっていたが、開幕から先発投手陣に故障者が多く、前半は苦戦したが、それでも追い上げて地区首位という位置にいるアストロズが獲得したようだ。

 

 

 

 

菊池は、ここまで22試合に先発して115.2イニング、4勝9敗、防御率4.75、130奪三振をマーク。奪三振(K/9)10.1はメジャー6年間の平均を上回り、与四球率2.33は自己ベスト。ヤンキース戦に強いイメージがある。

 

ESPN」のジェフ・パッサンによると、ブルージェイズは右腕ジェイク・ブロスというすでにアストロズの先発ローテの一員として結果を出しているプロスペクトを対価として差し出す。

 

それだけではない。ほかに外野兼一塁手ジョーイ・ロパーフィード(25歳・球団内プロスペクトランキング4位)とウィル・ワグナー内野手(25歳・球団内12位)を加えた1対3の複数トレードのようで、その対価からみてアストロズが菊池を高く評価していることが分かるパッケージだと言えそうだ。

 

 

 

 

3カ月ほどのレンタル移籍になるかもしれないが、戦力分析に長けているアストロズに移籍したという事は菊池にとっては今後の選手生活にプラスになるだろう。

 

7年連続リーグ優勝決定シリーズ進出の強豪に移籍した事で、場合によってはチャンピオンリングが転がり込んでくるかもしれない。