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【MLB球団人事】ジャイアンツの新GMにピート・プティラ氏が就任

 

 

ジャイアンツの新GMに元アストロズGM補佐のピート・プティラ氏が就任した。

 

MLB球団人事

 

 

ジャイアンツは前GMスコット・ハリス氏がタイガースに引き抜かれて空席だったポストに新しくアストロズから33歳の人材を招聘した。


プティラ氏は、ウエスバージニア大学でスポーツマネジメントの学士号を取得し、2011年にアストロズインターンとして採用された。


その後、アストロズの再建期にファームシステム再構築にかなりの時間を費やし、2016 年までに選手育成担当ディレクターに昇進。2019年には内部昇格でGM補佐に昇進した。


2011年に106敗を記録したアストロズは、翌12年も107敗、ナ・リーグ中部地区からア・リーグ西部地区に再編された13年も111敗と3年間続けて100敗以上という惨めなシーズンをおくったが、ご存じのように若手が台頭しチームの中核地して成長。

 

プティラ氏がGM補佐を務めた3年間でアストロズは230勝154敗(勝率.599)を記録している。


アストロズのフロントスタッフとして12年。2017年からの6年間で地区優勝5回、6年連続ポストシーズンに導いたスタッフの一員だ。

 

3年前になるがスコット・ハリス氏がジャイアンツのGMに採用された際には、最終面接まで残ったファイナリストの1人だった。

 

 

 

 

2021年オフにMLB年間最優秀エグゼクティブに輝いたジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長は「ピートに関して我々が本当に興奮していることの1つは、彼が選手育成の面で豊富なバックグラウンドを持っているということだ。マイナーだけでなく、メジャーでも継続的な選手育成に手腕を発揮してきた。それがアストロズでの成功につながったんだ」とプティラの手腕を絶賛している。

 

プティラ氏は「とてもワクワクしているよ。ジャイアンツとの面接のなかで、彼らがあらゆる分野で向上しようとする姿勢に感心させられた。私の仕事は最高の選手を獲得し、選手を育て、彼らをサポートする方法を見つけ出すことだ。アストロズに感謝しつつ、新しいチャプターをスタートすることにワクワクしている」と語っている。