MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2021年にインパクトを残したルーキー①

2021年にインパクトを残したルーキーたちを紹介したい。

 

 

MLBルーキー情報

 

2020年秋にもタイトルを「今季、大ブレイクしたルーキー」と題してランディ・アロサレーナ(レイズ)やジャレッド・ウォルシュ(エンゼルス)らを紹介したが、彼らは2021年も活躍した。

 

アロサレーナはアメリカン・リーグの新人王に輝いた。ここで紹介する選手は2022年も注目してほしい選手たちだ。

 

 

 アドリス・ガルシア(レンジャーズ)

 

ガルシアはキューバ出身の28歳。キューバリーグでも打点王を獲得、キューバ代表として2016年3月に開催されたレイズとの親善試合にも出場。2016年にはNPB読売ジャイアンツにも所属した球歴がある。

 

2019年にカージナルスでメジャーデビュー。ちなみに同じキューバ出身の新人王のアロサレーナとはカージナルス傘下マイナー時代の同僚。キューバ出身選手は、ルーキーと言っても日本の選手たちと同じで即戦力的な選手が多い。

 

2021年はレンジャーズで149試合に出場(中堅で79試合、右翼51試合、他には指名打者で13試合、左翼で9試合に出場)。31本塁打、90打点、16盗塁、打率.243、出塁率.286、長打率.454、OPS.741、rWAR3.8。

 

オールスター前までは打率.270、OPS.840で週間MVPを獲得したこともあったが、さすがに研究されマークがきつくなったのかオールスターブレイク後は、打率.211、OPS.626と数字を落とした。

 

7月のオールスターゲームにも初選出され、ジョーイ・ギャロが夏にヤンキースに移籍して破壊力が半減したレンジャーズ打線だったが、本塁打31本はチームトップの数字だ。

 

 

引用元:Texas Rangers Fanatics

 

 

強肩好守で外野でのアルティメットゾーンレーティング(UZR/150)+11.8は両リーグ通じて4位タイとハイレベルだ。今季もレンジャース外野陣の中核、打線でも主軸を期待していい選手と言えるだろう。

 

あと数年でメジャーを代表する外野手になるかもしれない。