MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

キャメロン・メイビンも34歳で引退 ポージー、シーガーと同じ1987年組

MLB情報

 

ジャイアンツのバスター・ポージーマリナーズのカイル・シーガーに続いて同世代ともいえる1987年生まれのメジャーリーガーが34歳の若さで引退を表明した。

 

 

 

キャメロン・メイビンは2005年のMLBドラフトのタイガース1巡(全体10位)指名選手。2006年シングルAクラスで101試合に出場して打率.304、本塁打9、打点69、盗塁27、出塁率.387、OPS.844をマーク。

 

 

この年のオールスター・フューチャーズゲームに選出されるなど早い時期から頭角を現し、2007年8月、デトロイト・タイガースでメジャーデビュー。若干20歳だった。

 

 

34歳といってもメジャーキャリアは15年のベテラン選手。通算成績は1162試合、973安打、打率.254、本塁打72、打点354、盗塁187、OPS.697。

 

 

両リーグで10球団に在籍したが、パドレス時代での4年間が一番長く、パドレスでは393試合で打率.246、OPS.665。パドレス1年目の2011年に137試合で、打率.264、本塁打9、打点40、盗塁40、OPS.716、WAR4.4がキャリアハイだ。

 

 

メジャー15年間で規定打席に到達したシーズンはパドレス時代の2011年と2012年、ブレーブス在籍時の2015年と3シーズンしかなく、移籍した各球団でレギュラーポジションを獲得するほどの特筆した成績を残せなかったのが残念だった気もする。その結果、10球団を渡り歩く典型的なジャーニーマンになった。

 

 

それでも古巣タイガースに復帰した2016年に94試合で打率.315、ヤンキースへ移籍した2019年には82試合でOPS.858をマークするなど、本来のポテンシャルを発揮してチームに貢献した。

 

 

ポストシーズンには3度出場し、アストロズ時代の2017年にワールドシリーズ制覇を経験している。