ホワイトソックスが、昨季途中に加入しシーズン終了後にFAとなったエルビス・アンドルス内野手と1年契約で合意した。現地19日、ESPNなど複数のメディアが伝えている。
MLB契約情報
遊撃のスペシャリストだったアンドルスは、15年目の大ベテランだが、これまで遊撃(1914試合)と指名打者(25試合)での出場のみ。
昨季は故障した正遊撃手ティム・アンダーソンの代役としてシーズン途中にアスレチックスから移籍して遊撃を守ったが、今季は正二塁手として起用される見込み。大丈夫なのだろうか。
The #WhiteSox re-sign a familiar face to solve their second base vacancy: https://t.co/1mDEMxJ7D8 pic.twitter.com/4nJTKvB5IN
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) February 20, 2023
ホワイトソックスはジョシュ・ハリソン内野手の球団オプション契約を破棄、控えの若手ダニー・メンディック内野手もノンテンダーFAとして放出し、正二塁手がいなかった。
契約は300万ドル(約3億9000万円)で、身体検査を経て正式発表される見込みだという。
アンドルスはメジャー15年目の34歳。昨季は、アスレチックスとホワイトソックスの2球団で合計149試合に出場して打率.249、17本塁打、58打点、18盗塁、OPS.707、bWAR3.0を記録。
おくにホワイトソックス加入後は43試合で打率.271、9本塁打、28打点、11盗塁(失敗0)、OPS.773の好成績をマーク。
メジャー通算では1947試合に出場し、1997安打、打率.270、96本塁打、731打点、335盗塁、OPS.697を記録している。
レンジャーズでメジャーデビューし、12年間在籍したことからそのイメージが強い選手だ。2010年と12年にオールスターにも選出され、2013年のWBCベネズエラ代表でもある。