MLB メジャーリーグ物語

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ゲレーロJr.が45号本塁打で大谷翔平抜いてトップに!「三冠王」の可能性も

大谷翔平とリーグMVPを争うゲレーロJr.内野手が、今季45号を放ち、本塁打を争いでも単独トップにたった。

 

 

 

個人タイトル争いも激化

 

ブルージェイズのウラディミール・ゲレーロJr.内野手は、13日(日本時間14日)の本拠地レイズ戦で今季45号を放った。

 

 

これで試合のなかったエンゼルス大谷翔平投手を抜き去り、メジャー本塁打王争いで単独トップに立った。大谷は残り19試合。ゲレーロJr.は18試合。MVPと共に本塁打王争いでも目が離せなくなってきた。

 

 

ゲレーロJr.はこの日、6回の第4打席、1死走者なしの場面でレイズ3番手のコンリーがカウント3-1から投じた5球目、時速97.1マイル(約156.3キロ)のフォーシームを弾き返した。打球は左翼ポール際にライナーで突き刺さった。

 

 

 

 

これで3戦連発、直近9試合で6本塁打と絶好調で量産体制に入った。

 

 

これで今季のゲレーロJr.は、143試合の出場で打率.318、打点103、本塁打45、OPS1.018。

 

 

ゲレーロJr.に「三冠王」の可能性

 

打率でア・リーグ(AL)1位、本塁打で同1位、打点で同2位となり、「三冠王」の可能性も出てきた。ちなみに打点ではホワイトソックスホゼ・アブレーユの107打点に次いで4打点差と射程圏内だ。

 

 

ゲレーロJR.は得点数でも117で同1位、ヒット数でも171で同1位、出塁率OBP).407でも同1位、長打率SLG)、OPSでもリーグトップ。

 

 

ゲレーロJr.

 

 

大谷翔平は、本塁打数、SLGOPSでリーグ2位。瞬間風速的な数字で、打率などは変動するので最後まで分からないが、もし「三冠王」に輝くと、22歳での受賞は史上最年少。

 

 

この夏のオールスターゲームでも史上最年少の22歳119日でMVPに輝いており、大谷との年間MVP争いも議論が分かれる複雑な状況になってきた。

 

 

 

23歳以下で45本塁打100打点は史上3人目

 

話題を本塁打に絞るとゲレーロJr.の45本塁打は殿堂入りのジョー・ディマジオ、エディ・マシューズ、ジョニー・ベンチに次ぐ史上4人目。

 

 

23歳以下での「45本塁打(以上)100打点(以上)」は、1937年のジョー・ディマジオ、1992年のホアン・ゴンザレスに次いでMLB史上3人目の快挙だ。